第3話

 よし、荷物持ったしおけーだ。クナイはちゃんと戻ってきたし、ちょっと練習したし、大丈夫。俺の初陣だ!





○…○…○…○…○…○…○…○…○…○…○…○…○…○…○…○…○…○…


一日目

周りの景色が綺麗だ。


二日目

酔ったやべえ。


三日目

吐いたやべえ。


…○…○…○…○…○…○…○…○…○…○…○…○…○…○…○…○…○…○



四日目

ずっと寝てた。


五日目

間引き始めたけど、多すぎて今日だけじゃ無理だ。明日もやろう。



六日目(15歳誕生日)

よし、今日も間引くか。ゴブリンは遠距離から頭に打てば一発、それ以外だと2発で倒せる。魔石も出るから回収してそれも金にできる。よし、もうちょっと倒すか。奥に行こう。




 やばい進みすぎた。ちょっと引き返さないと。って、囲まれてる?ってことはゴブリンキングがいる?それはまずい。ゴブリンキングはゴブリンとは比べ物にならないほどつよい。しかも周りにゴブリンを引き連れているからまずい。逃げないとっ

 “ドンっ”

 え、やばいこれって.....ゴブリンキングだ!やばいって逃げれない。

 “バーン”

 吹き飛ばされた。死ぬ。出血もまずいし、骨も折れてる。これは死ぬ。

 『貴様は15歳になっただろう。それにより次の力を授ける。

  ①ステータスを見れるようになる

  ②体力、持久力、瞬発力、精神力(集中力)、回復力、物理防御力、魔法防御力のステータスを自分の好きなステータスにできる。また、このステータスはいか

なる時でも変えられる。                        』

 なんかうるさいな。今人が死んでいくとこなんだぞ。もっと弔ってくれよ。まあいいや冥土の土産にステータスとやらを見るか。

 “御能 筋 レベル8

 体力     77/4 ⇅

 持久力    89/12 ⇅

 瞬発力    102 ⇅

 精神力    201 ⇅

 物理防御力  91 ⇅

 回復力    109 ⇅

 魔力     189/189

 魔法攻撃力  209

 魔法防御力  131 ⇅ ”

 なるほどわかりやすい。パッと見た感じ全人類の平均というかが100なのかな?んでこの矢印は?もしかしたら、“体力を百あげろ”

 “御能 筋      レベル8

 体力     77/104 ⇅ ”

 おーすげー、上がった。体が楽になった気がする。あれ?でも左のが多分上限だよね?なんで変わってないだろう?あっ。上限を上げろって言わないといけないのか。減ってくやつは。とりあえず。“体力、持久力、瞬発力、精神力、回復力、物理防御力、魔法防御力のステータスの上限と今の数値を999999(九十九万九千九百九十九)にしろ!”って言うかこれ俺の漢数字のボキャブラリーがなくなったら終わりやな。あっ、一個案があるけどまあそれはいいや。

 「くそ、今までよくもいじめてきたな。ここで俺は貴様らを倒す!」

 って言うかめっちゃ体軽いな。体力も戻ったし。大体のものには勝てそう。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

魔法?全て筋肉で解決!ファイアボールを手刀で一刀両断! バルド皇帝 @SINNJIDAI

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ