第2話追放、そして...
「お前は御脳家の恥だ。それにより追放する。」
「ちょっと待ってください。何故ですか。」
「貴様はいつも病弱。それに加えて力が足りん。技術はあるが、力がないといけない。それとも貴様は魔法でも得意なのか?」
ぐぬぬ。
「言い返せないだろ。貴様は追放だ!今すぐ出て行け!」
えぇぇーーーー
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はぁーどうしよう。あと一週間で15歳って言う誕生日目前になんでこんなこと起きんのかなぁ。15歳から成人だし狙ってたかもしれない。とりあえず冒険者にでもなるか。あれならとりあえず身分証明書にもなるしね。
よし、ここか。
“ガチャ”
まず冒険者登録しないといけないな
「冒険者登録したいんですけど」
「はい。まずはこちらの書類をかいてください。」
ふむふむ。名前とか生年月日とかか。
「かけました。」
「わかりました。では1時間ほど後に来てください。冒険者カードを渡すので」
「はい」
冒険者カードが身分証みたいなものだ。もらえるまでに宿をとっておこう。
「あのすいません。」
なんだろう。受付の人に呼ばれたんだけど。
「宿を取ってないならここで寝泊まりしたらどうですか?」
「マジっすか!」
よし、寝床確保。じゃあちょっと昼ごはんでもだべよう。
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「はい、これが冒険者カードです。まず、あなたはEランクでクエストをこなしていくか、モンスターを倒していくとポイントが貯まってそのポイントが一定になるとどんどん上のランクに上がっていけます強いモンスターの方がポイントが貯まりやすいです。1番上のランクがSランクです。」
「なるほど。わかりました。じゃあクエストをしたいんですけど、どうしたらいいんですか?」
「はい、えーと、あそこにあるボードに自分のランクの一個上のランクのクエストまで受けることができます。そしてその紙を剥がして私に渡して下さい。」
なるほど
「はい、わかりました。」
よし、じゃあ見に行こうかな。
“ゴブリンの討伐
村の周りにいるモンスターを倒して欲しいです。毎年、ほぼゴブリンしか出ません。期限は今月中です。報酬は倒した量によって考えます。”
これにしようかな。期限が二週間くらいあるし、モンスターもゴブリンしか出ないなら余裕でしょ。
「これでお願いします。」
「はい、わかりました。」
よし、明後日くらいに出て5日後ぐらいについて一日休んで6日後から戦いはじめよう。それまでに武器とか買わないとな。あれ。金ないから買えなくない?
「あのー、お金って借りれませんかね。」
「あー、お金は無理ですけど武器とか買うお金でしたら冒険者登録特典で出せますけど。」
「えっ、なんで今まで言わなかったんですか?」
「こう言うピンチや困っている時に渡すためですね。」
なるほど、まあいいや貰えるんだったら貰っておこう。
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武器はクナイを買った。なんか、今だと超合金クナイが普通のクナイと同じ値段で買えるらしいから10個買った。あと、魔力を少しでも持ってると方向を変えれたり、投げてから狙った物に刺さらなかった場合10秒後に手までワープできるって言ってた。でも、正直近距離は剣とかナイフが強いし、遠距離は魔法が強いからな、あんま人気なかったから安く売っててよかったよ。なんでクナイしたんだろね。
覚醒まで7日
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