いたずら好きの妖精さん

お茶目で愉快な妖精さんをシリアス舞台が受け止め巻き込まれていく様を楽しむ作品。

ポジティブおバカな自称ペット(妖精)と住み着いた国との相性が抜群だったが故に起こる数々の奇跡的な偶然。もはや神聖みすら感じる。

作品タイトル通り妖精さんはお城に住み着いて好き勝手に過ごしてるだけなのに、そのまま好きにさせていたらドン底だったその国の問題が何故か次々と解決しちゃう。そして裏では小賢しい陰謀が悉く潰えていく。真剣に考えた方が負けまである。

みんな真面目にやってるのだから、ここは笑ってはいけない、ツッコミ待ちでもない、そんなギリギリの空気を噛み締めさせてくれる。

妖精さんのお茶目ポイント☆
言葉が分からない
自身が発光していることにずっと気づかない
ペット志望
形から入るタイプ
全部良かれと思ってる
自分が一番ファンタジーでファンシーな存在であることに無自覚

レビュワー

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