第3話 あとがき

  大学日本拳法とは本気で殴り、必死になって真剣に戦う武道ですが、人民報のような報道機関も又、拳ではなくペンによって真剣勝負をする場であり組織であるということを感じます。

  「ペンが剣よりも強かった例(ため)しはない」と謂われますが、大学日本拳法の試合においても、いつも勝てるというわけでもないし、勝つ者と負ける者がいるのは仕方がないこと。

私にとって大切なことは「ぶん殴り合い(真剣勝負)はペンでもできる」ということを、彼ら人民報の文面から感じ取れたということ。真剣勝負の大学日本拳法をやっていたからこそ、真剣に人を観察しよう・真摯に社会を追究しようという人たちの魂を感じることができたという、喜びであり満足なのです。

2023年5月1日

V.1.1

平栗雅人

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扇動ではなく啓発啓蒙(人民報に見る真剣勝負の心) @MasatoHiraguri

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