山のスイカ

あとがき

　こちらの小説は、風と空様が企画されたお題『暗黙の了解』を見て書いた作品です。

　お題が出た時は、現代剣戟作品『《なにがし》とかや云う剣ありけり』

https://kakuyomu.jp/works/16817330650841261529

　こちらの完結させるための執筆をしていた為に、参加できませんでした。

　そこで、完結後に書いていたのが、２月２２日頃。

　そこから３月に入りKAC2023の企画。

　それが終わる頃には、仕事疲れとストレスなど。色々な要因があって段々と書けなくなってきていました。

　そうなるまでは、書くきっかけとなるものがあれば、色々と書いていたのですが、３月が終わる頃には、まったく書けなくなってしまいました。

　少し休めばと思っても状況は変わらない。

　４月に入り、10日も過ぎた頃には、アイデアや想像もできず、文章も思い浮かばない。改めて自分でも書けなくなってしまったのだと自覚できたものです。

　その間にも参加してみたい企画を拝見しましたが、どうにもなりませんでした。

　4月25日になって、『幸せな敗北者』https://kakuyomu.jp/works/16817330656320182410

　を書けたのは、久方と思いました。

　それまで、小説を書くことはもちろん読むこともできませんでしたが、たくさんの方にご感想や、励ましを頂き、徐々に気持ちが落ち着いてきました。

　特に、風と空様には、あたたかなお言葉を頂き、嬉しく感じたものです。感謝しても仕切れません、本当にありがとうございます。

　『暗黙の了解』というお題について、頭を悩ます。

　つまり、言わなくても分かっていること。

　改めて考えると難しい。

　取り敢えず私の好きな伝承系の本を読んで、話のアイデアにしようとする。

　その中で、《スイカ》というものを知ると同時に、登山におけるルールを知る。

　これを使って書いてみようと思いました。

　登場するキャラは、飛鳥孔音、月夜汀という私の拝み屋キャラ。

　飛鳥孔音

『恋路の邪魔は許されない』

https://kakuyomu.jp/works/16817330654423415712

　月夜汀

『めぐり雨』

https://kakuyomu.jp/works/16817330648742277291

　そこに倉本恵理、林響子という、こちらも私の持ちキャラを加えてのお話としました。

　響子は初登場ですが、恵理は、中学・高校生という形で、あちこちで登場しています。

『恋する猫股』

https://kakuyomu.jp/works/16817330649830827072

『失恋のラブレター』

https://kakuyomu.jp/works/16817330648374478750

『恋のスタートライン』

https://kakuyomu.jp/works/16817330654363428195

　『山のスイカ』は、まだ私が元気に小説を書けていた時に、６０００文字あたりまで書けていたのですが、そこに４０００文字を書いて、ようやく完成となりました。

　たかが４０００文字ですが、４日程かかっていますね。

　というか、長くなり過ぎてしまいました。

　ムダ知識もそうですが、人数が多くなると長くなってしまったことは反省点です。

　色々と粗はありますが、伝奇の世界を楽しんで頂ければ幸いです。

　今日から夜勤。

　贅沢に有給申請を３日も出したので、公休と合わせて連休をゆっくりと休息すると共に、風と空様から頂いたお題『失敗するより悪い事』に挑戦しようと思います。