虚構のプリクエル - 黒澤当麻の業務日報 -

あとがき

　書き終わった。えらい。

　今回はコメディの短いのを書くつもりだったんですね。

　このお話は、カクヨムに載せてる『スティールライフ』の１から４ってのがありまして。それの新章を書くつもりだったので、その前日譚って感じで「じゃあ短いの書いて世界観とか掴んでおくか」という具合に、いい意味でテキトーに書きました。

　絶対に”名作を書こうとしない”と”私が”楽しい気持ちでいること、を念頭に置いたのでコメディ調にしたかったんだけど、蓋をあけたらこうなりました。

　ついでに新キャラの忍くん出したかったので、書けてよかったです。忍くんは、新章の主人公で考えていたんだけど、彼を主人公に置くと話が面倒くさくなるんで止めました。なので、ここで出せてよかったです。彼は正直、書いててしんどい……とか別に思ってないよ。

　でも、黒澤さんと高見佳奈のコンビが書けて楽しかったです。高見がちょっとクセ強めなので、黒澤さんの常識人ぶりがより浮き出たのではないでしょうか。ほんとよくやってますよね。二人には少し休憩してもらって、次から笠原拓と伊野田さんのお話に取りかかります。この人らは本当にどうなっていくんでしょうか。私も楽しみです。ちゃんと書き切れるかな。わくわく。

　ここまで読んでいただき、ありがとうございました。