神社が好きな、主人公の高校生ヒロコが、自分を取り巻く不思議な世界に気づきはじめる、素敵な短編小説です。文章全体に流れる透明感がすばらしいです。文章が美しくて、読みやすい!「ほんわか」と「スリル」のバランスがとてもよく、心地よく読めました。妖怪的な部分も、怖すぎず、むしろほっこり感さえあって、愛着がわきます。小さな物語ながら、美しくまとまっていて、とてもおもしろかったです!!
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