神社の美しい花庭を抜けると、そこには――妖しくも楽しい、狐たちの物語
- ★★★ Excellent!!!
神社が好きな、主人公の高校生ヒロコが、自分を取り巻く不思議な世界に気づきはじめる、素敵な短編小説です。
文章全体に流れる透明感がすばらしいです。文章が美しくて、読みやすい!
「ほんわか」と「スリル」のバランスがとてもよく、心地よく読めました。
妖怪的な部分も、怖すぎず、むしろほっこり感さえあって、愛着がわきます。
小さな物語ながら、美しくまとまっていて、とてもおもしろかったです!!