第5話 電信柱
見上げた。見上げた。見上げた。電信柱がそこに立っていた。
君はドイツ系の祖先を持ったアメリカ人らしかった。
「ウェールズ」と言っていた。何かヨーロッパ系の…計20年何となく一緒だったけど、正直未だによく分からない。
"Carl Miller" 最悪の組み合わせだった。日本人の僕にとって”R”と”L”の組み合わせは最悪。上手く発音できないから。
いつも、「Hello(ハロー)」とか、 「Excuse me(エクスキューズ ミー)」って声かけてた。出会いは家族経営のちいさなコーヒーショップだった。
電信柱と車椅子 @itadaskimanmosu
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。電信柱と車椅子の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
両手は空っぽなのか/ジャスミン コン
★14 エッセイ・ノンフィクション 連載中 14話
日本はどこへ/秋野大地
★3 エッセイ・ノンフィクション 連載中 4話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます