精神的苦痛を伴うにもかかわらず夢中になって読んでしまう

作者の大ファンからの賛辞として述べますが、読んでいて嫌な気分になるシーンが多々あります。お前(コミュ障隠キャ)のこういうところがダメだと責められているように感じる描写、倫理観も道徳心も欠如した主人公パーティの言動、一般的尺度で見れば善良であろう脇役が圧倒的悪──主人公パーティ──に蹂躙される展開、 etc.
確かな文章力と構成力を駆使し、読者の無防備な頭を小説でぶん殴ってやろうという意志すら感じます。賛否の「否」を恐れぬような尖った作風も「面白さ」でヘイターを黙らせる自信と実力があるから書けるのでしょうね。
現実にいたら目も合わせたくないような集団なのに主人公パーティは底抜けに楽しそうでキラキラしていて、いつの間にか応援したくなってしまっています。
更新の通知が来るたびすぐさまアプリを開き、一文一文に痛みと喜びを感じながら読み耽る生活……毎日情緒がめちゃくちゃになり、これまで何を楽しみに日々を送っていたのかわからなくなってしまいました。

今までに出会ったどの作品とも異なる異世界転生譚にワクワクが止まりません。
( 他sageで自作品を持ち上げられるのはお嫌いな作者さんだったと記憶しています。そういった意図は一切含んでおりません。)
ぜひ完走まで追いかけさせていただきたいです。

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