逞しき人々～パート主婦が見た、日本の現実～

これは、真実の作品である。
所々、フェイクを入れてあるが、おおむね、ノンフィクションと言える。

主人公安藤は、就職氷河期世代である。
激しい就職戦線を戦い、大企業に入社を成し遂げ、そこで見たもの、得た物、失ったものとは・・・？
結婚、妊娠、出産を経て、専業主婦へ。味わった思い。
再び、戦いの場へ・・・保育園入園をかけたバトル。勝利を勝ち取った、ずるい戦法とは？

やがてパートとして働きながら、毎日の様に目にする、日本のありとあらゆる問題点。
格差、貧困、子育て問題、虐待、中毒・・・。
数多くの苦しみや悲しみ、苦労を抱えながらも、決して挫けず、賢く、また逞しく、日々を楽しく生きていく、素晴らしい庶民の生きざまを描く。