限界

Life limit

もう何もかもが限界だった。

つまらない日々、辛くて苦しくて哀しくて泣きじゃくる夜

それを無視して昇る朝日。

何も変わらず何も刺激がない毎日。

空に希望を願っても叶えてもらえるわけがない。

神様を呪う日々。

あまりにも淡々としすぎてつまらない。

だけど楽しくて幸せな日々があるわけではない。

上辺だけの薄っぺらい人間関係。みんなが揃えて言う悪口。

ろくな人に出逢うことがない情けなくて儚い恋愛。

せめて、人間関係だけでも救ってくれたらいいのに。ねえ神様？

憂鬱な気持ちのまま過ごす人生なんてつまらなくて。

少し明るい気持ちを保てるように努力をするが黒が大きすぎるが故、すぐに負けてしまう。

なら開き直って暗い人生を歩んでやると思っても人間だからどうしても夏の虫のように光を求めて彷徨う。

少しでも光を見せてあげよう。という気持ちにならないのか貴方は。

幸せと不幸は紙一重で。

誰かの幸せには誰かの不幸の上で成り立っている。

誰かの不幸は誰かが幸せになるためのトッピング。

何故この世界はみんなが一緒に均等に幸せになるようにできていないのだろうか。

　　　この世界の全て。この世にいる人間全員が醜くて妬ましい。

　　　嗚呼。死なせて神様。早く殺して神様。

　　　貴方が作ったこの世界にはもう懲り懲り。