第2話 202306 松本

6月土曜日,学会の中部支部の活動で長野県松本市へ行った。これはその時の話である。

今回の支部会は信州大学で開かれた。私は信州大学の卒業生なので,ある種の里帰りである。8年ぶりに大学に戻ったことになる。当時の先生の多くが,参加していて久方ぶりに会いあいさつをすることとなった。

その日は,松本市に一泊し,翌日日曜日に帰宅することにした。

宿泊場所は少し奮発し,最近オープンした天然温泉 梓の湯 ドーミーイン松本とした。松本市内でありながら深く掘って出した天然温泉,夜鳴きそば,素足で歩くホテル内が特徴的である。そして朝はドーミーインの名物である豪華な朝食である。少し立地な旅には良いだろう。


次の日。名古屋に戻る前に,松本を観光していくことにした。

中町,そして縄手通りへ行くこととした。

松本駅前から市内観光バスが出ているが,縄手通りあるいはその先の松本城ぐらいまでなら徒歩でも大して時間はかからない。

パルコの横を抜け,中町通りへ。

休みということもあり,人で賑わっていた。

今回はいままで素通りしてきたところへ行くことにした。

まず目に入るのは何度も前を素通りしてきたバームクーヘン屋「てまりや」。

ここではじめてバームクーヘンを買った。

そのまま中町通りを進み,中町・蔵シック館に寄る。ここは誰でも立ち寄ることができる建物となっており,中町通りを含めて松本じゅうに並ぶ蔵の建造方法を知ることができる。

続いて松本市はかり資料館へ。ここでははかりがたくさん展示されている。

ちきりや工芸店。いわゆる民芸品がたくさん売られている伝説的な店である。ここで黒色のカップを買った。


中町通りから女鳥羽川を越えて,縄手通りへ行く。縄手通りは女鳥羽川の右岸にある小さな商店街で,中心には四柱神社がある。

縄手通りはかえるがイメージキャラクターになっていて,入り口には大きなカエルのモニュメントがある。この日はかえるまつりをやっていて,かえる関係の出店がたくさんでていて,かえるグッズを身に着けた変わり者たちが集合する異世界となっていた。

四柱神社に参拝後,橋を渡り女鳥羽川左岸へ戻る。最後に珈琲まるもに行く。

松本民芸の家具が並ぶ歴史ある店で,一度入りたいと思っていた。

ここは旅館もやっているらしい。今度は泊まりに来たい。


松本駅に戻り,しなので名古屋に戻る。

次はいつ来るだろうか。


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生きるということは旅 夢ノ千尋 @Muno

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