弱さと人間の心(感情)を知った邪神様の転生物語

勇者との闘いに敗れ、人間に転生した邪神様(主人公)。

育ての親(人間)との死別をキッカケに、自分の中に宿った人間の感情に気づき、両親の代わりに領主(人間)として領民を導く物語。

今のところ、神が持つ力(人類を超越した力や気高い精神)をもって、領民を引っ張る統治者としての活躍が描かれています。

ハーレム、ラブコメ系にあるムフフな描写はほとんどないので、安心して読めます。(一部の方はガッカリでしょうか。。。)
ですので、純粋な無双転生モノとしてお楽しみください。


独断と偏見による本作の注目のポイントは以下の3点です。

・邪神様の精神面の変化(人間の感情を理解することによる行動の変化)
・勇者の娘の成長(邪神様の教育による行動の変化)
・自分を倒した勇者との再会イベント(大人による対話か、すれ違いによる戦いか)

個人的には、邪神様側についた勇者の娘 vs 勇者の戦い(親子喧嘩)が見たいです。今後に期待しています。

なお、本レビューは第12話読了時点の評価になります。