第122回 文学フリマ東京39

 12月1日に文学フリマ東京39のために東京ビックサイトに行きました。今回は友達を連れずに一人で参戦しました。すこし家庭の事情で夜遅くまで外にいられない事情があり、午後から夕方までお邪魔することにしました。


 朝はだいぶ早起きでして、小説新潮を手にしながらカフェでお茶していました。なぜなら一日前に武石勝義さん( https://kakuyomu.jp/users/takeshikatsuyoshi )と食事をした直後、武石さんの「少女は薄暮に影を剥ぐ」が載っている小説新潮を買ったからです。この号、ほかには高丘哲次さんの「諸葛孔明vsエイリアン」といったバズりそうなタイトルが収録されていますから、おすすめです。小説新潮 2024年12月号です。書店でお買い求めください。


 さて文学フリマ東京、と。駅で大井町へ向かいます。実はいつもお馴染み秋待諷月さん( https://kakuyomu.jp/users/akimachi_f )がちょうど隣駅にいるらしいというので合流して国際展示場へと向かいました。秋待さんは出展者ということになるのでここで一旦お別れです。チケット販売は11時30分かららしいので、待つのですが、実際には11時10分ごろには、チケットとなるリストバンドが買えました。初の東京ビックサイト開催ということもあり、緊張感がありますね。ぞろぞろと列に並びます。誘導はしっかりしておりますが、五月に行ったコミティアほど洗練されていない印象でした。そして待つこと、50分ほど。待ち時間は武石勝義さんの「星の彼方 絆の果て」( https://kakuyomu.jp/works/1177354054886681016 )を読んでいました。大長編なので待ち時間に最適です。


 開場となり、うろうろします。じつはアンソロジーを制作していた私はそのご挨拶も兼ねていろいろなブースをまわらないといけないのです。そこで阿下潮さん( https://kakuyomu.jp/users/a_tongue_shio )、武石勝義さん、あぼがどさん( https://kakuyomu.jp/users/abogard )にご挨拶させていただきました。あぼがどさんはなぜかサメのフィギュアを持って来場されていました。


 分かる、分かるぞ……。


 武石勝義さんとあちこちを歩いていると、後ろでXで知っている方の名前を喋る方がいて振り返りました。話してみるとXで繋がっている人だと判明しました! ラジオ・Kさん( https://kakuyomu.jp/users/radioK )という方でカクヨムで活動されている方でした。すこしご挨拶させていただいて、秋待諷月さんと合流です。時間は13時ごろでしょうか。

 開場から一時間。時間が溶けるという感覚がありました。秋待さんのまわる場所は広くて、長月瓦礫さん( https://kakuyomu.jp/users/debrisbottle00 )、藍﨑藍さん( https://kakuyomu.jp/users/ravenclaw )、十三不塔さん( https://kakuyomu.jp/users/hridayam )、ふたたび阿下潮さんのブースへなどなど……。しばらく一緒に文フリを堪能しました。


 pixivのブースですでにお金が底をつきました。財布が寂しい……。サミシイ、サミシイ……。


 秋待さんとは別れて、うろうろしているとXのDMに海猫さん( https://kakuyomu.jp/users/umineko_283 )から連絡が入り、合流しました。リアルで会うのは少し珍しい方なので緊張しつつも楽しかったです。ふたりでいろいろなブースをまわりました。ふだんはミリタリー界隈にいらっしゃる方ですから、普段見ないようなブースも拝見しました。あと残りわずかなお金を握りしめて、ZINEなどのコーナーを見に行くのですが、さいごに忘れていました。reiさん( https://kakuyomu.jp/users/sentatyo- )のブースへ。reiさんと言えば変幻自在の作風で少し風変わりな方と勝手に思っていたのですが、ブースでご挨拶させていただくと、少し違うらしい……ご本人はさわやかな好青年でした。ほかにも丸山弌さん( https://kakuyomu.jp/users/hasyme )にもご挨拶させていただきました。


 SFファンにはうれしい、SF同人誌も充実していたこともお伝えしましょう。SFイベントでしか頒布されないレア同人をいくつか手に入れました。「夏色の想像力」を始め、いろいろ買い込んだのでお財布が寂しくなってしまったのです……。いや、SFが悪いんです、私が悪いわけではありません……! そしてSci-Fire 2024もちゃっかり購入しました。


 そしてリュックがずっしりとしてビックサイトのベンチで休憩したあと、ビックサイトから帰りました。夕暮れが祭りのあとの空気とマッチしていました。でもお金がこんなに全くないのは久しぶりでした。

 お金の管理はちゃんとしようと思いました。


 三度目の文フリでしたが、年々規模を大きくしているイベントです。これより大きいイベントとなるとコミケやコミティアになるかも。知人を探しに行くことも多くなるなあと実感しています。読者の方で文フリに参加される方がいましたら、ご報告いただくとご挨拶に向かいます。これからもよろしくお願いいたします。


 それと別に記事にするつもりですが、東京銀経社アンソロジーが完売まで残り一部となっております。アンソロジーについてはこちらのページをご覧ください。( https://kakuyomu.jp/users/This_is_The_Way/news/16818093089534930770 )

 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る