次の任務

大己「なぁ、軍人って毎日同じ事して飽きねぇーの?」

待機室で大己が面白く無さそうに聞く

真嶋「それが仕事だし、楽しみが見出せるからな!」

冴島「楽しみですか⁉︎私は毎日生き残るのに必死何ですけど…」

冴島がボソッと反論するが全員が無視をして話が進む

霧島「仕事以外の時間が自由だからな」

冴島「霧島さんはサボりたいだけなのでは?」

霧島「もう一回行く?1人で」

冴島「霧島隊長は偉大です!」

真嶋「アハハ、あそこまで慣れろとは言わんが、少しは慣れろよ?」

重吾「あの…」

霧島「なに?」

重吾「そろそろ毎日通うのも面倒くさいなぁって…」

真嶋「確かに遠いもんなぁ」

重吾「それにまだ再開してないとはいえ俺と大己は学生ですし…」

冴島「私への当てつけかコラァ!」

霧島「うるさい、黙ってろ」

冴島「はい…」

真嶋「あっちはほっといて、確かに2人は高校生だもんな!国としては二ヶ月後には仮設住宅も準備して学校を全面的に再開させるつもりらしいし、城野司令に話を通しておこう」

重吾「ありがとうございます!」

智華「その話なんだけど、各学校に能力者育成の為の授業を組み込むから普通に学校言って良いわよ?」

冴島「え⁉︎いつからそこに⁉︎」

智華「そうね、私への当てつけかの少し前あたりかしら。元ニートで年齢的にも…って気にしてるの?」

冴島「まだ私19歳なんだけど⁉︎って言うかニートじゃないし!」

真嶋「じゃあ休日にここに来る感じか?」

和晃「それついでだが、この部隊は彼らの学校へ能力強化学科の教師として赴任してもらう」

霧島「やっほー和晃司令」

和晃「お前軽くないか?」

真嶋「じゃあ2人は?」

和晃「普通に生徒として生活してもらう、有事の際には部隊として活動してもらうがそれ以外の制約は無いし、今まで通りだ。まぁ少しは訓練してもらうがな」

冴島「じゃあ私が先生に!」

智華「あなたはどちらかと言うと生徒側なんじゃ…」

霧島「こいつが同級生で良いなら」

冴島「せめて一つ上の学年にしてくださいよ!って言うか教官じゃないんですか⁉︎」

和晃「冴島は補佐だな…真嶋の」

そして3人の学校再開と部隊への任務言い渡しが終わった

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世界は角も美しい @yumehituji

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