退廃的な雰囲気ただよう短編集!

まだ2話目まで読んだ段階ですが、大変面白いのでお勧めさせてください。
「第1夜 本日は曇天なり」でツカまれました。

情景豊かな描写に、宗教的な対話、そして予想の斜め上に着地するエンディング。
文体からはレイ・ブラッドベリ的な退廃的な香りが漂ってきます。何度もかみしめたくなる文体です。

この「迷宮」で何が語られるのか、今後に期待大です。