疲れはてた日常から、ネズミ達に導かれたどりつく狂気

一見、日常でのネズミ達とのふしぎな交流を描いたのだと思いきや……終盤で一気にあらわとなった狂気が現実までも齧り倒してしまいます。
ラヴクラフトの『壁の中の鼠』や、手塚治虫の『コラープス』に劣らない破滅の使者たち。ネズミを侮ってはいけない……?