かつてはヒトが死に、その役割は別のモノが担う世界

ミナゾゴロ

本文

昨日、錦戸という女の子が死んだ。

事故に巻き込まれたらしい。


先生が続けて何か喋っていたが耳に残らない。

錦戸の席が眼に入る。

いつもなら定規を立てたように綺麗な姿勢が見えるはずだった。

放課後になってもその席に誰かが座ることはなかった。



「探し物はあれ?」

彼女が右腕を真っ直ぐ上げていた姿を思い出す。

指した方向じゃなくて、彼女の白い指先を見てしまったことを含めて。



錦戸は小学3年生のときに引っ越してきた。

背中にかかる長い髪と薄い色の服がトレードマーク。

みんなで集まるときはいるが、少ない人数で集まるときはいない。

物静かで浮いている女の子だった。

みんなが嫌がる教卓前の席をいつも押し付けられていた。


友達とドッチボールばかりしていた俺と関わることはない子だった。


でも、その日初めて俺は彼女と言葉を交わした。



彼女が指さした先には川の中をプカプカと浮かぶ白いもの。

俺が蹴り上げたボールだった。

空気を入れてパンパンになったボールを見て楽しくなり過ぎていた。

アレを取ってこないと仲間内で気まずくなる。

少なくとも今週いっぱいはイジられる。


「ダメ。あの川結構深い」


シャツを脱いだ俺を錦戸が止めた。

彼女の足元を見ると石がこんもりと詰まれていた。


「朝からずっと同じ場所に石を投げいれたけど、川が埋まらないの」


なにしてんだ、コイツ?


「家にある縄跳び全部繋げて川に垂らしてみたら__ほら、一本まるまる濡れてる」


あなたの身長よりも高いよ、大堂くん。


自分よりちょっとだけ背の高い彼女はこちらに向けて縄跳びを掲げる。

服の裾から腕の付け根が覗いた。

イケないものを見た気がして、顔の前で腕をバッテンにしながら身体ごと視線を逸らす。

錦戸は口に手を当ててクスクス笑っていた。

上半身裸で妙なポーズを取っていたのがおかしかったのかもしれない。

顔に広がる妙な熱とともに錦戸への印象が変わっていくのを感じた。


ちなみにボールは錦戸が石を括りつけた縄跳びを使ってカウボーイのように引っ張り上げた。






その日から錦戸に会いに行くことが習慣になった。

会う場所は最初と同じ川にかかる橋の上。

お互い足元に石の山を積んで1個ずつ川に投げ込む。

山がなくなったら終了、橋の上で別れてお互いの家に帰る。


投げ込んでいる間はキラキラ輝く水面を見てだらだらと喋る。

錦戸は思っていたよりたくさん喋るヤツだった。

川とか山とか動物とかそういうものが好きらしい。


「ここに流れてる水は海に行って、雲になって、雨として山に降り注いで、またここに戻ってくるの。

なんかすごいよね」


錦戸はテンションが上がるとこちらを向いて喋ってくる。


「でも、それってオシッコとかも戻ってくるじゃん。ヤじゃない?」


水面と同じように輝く黒い瞳を真っ直ぐ見れなくて、つい悪いことを言ってしまう。

錦戸は口をへの字に曲げた。

『ヤなこと言ってんな~』って顔じゃない、『わかってないな~』って顔だ。

彼女は人差し指を振りながら続ける。


「この川が全部オシッコに見える?見えないでしょ?

つまり同じだけど同じじゃない、変わっていってるの。

え~っとだから……なんか……それってすごいって思わない?」


なんかフワっとしてる。母親の『アレのソレ』並みにわからない。

なんとなく石を川に投げ込む。白い飛沫を上げて沈んでいく。

もう1回同じように投げる、今度は飛沫が上がらなかった。

頭に閃くものがあった。


「来年も春は来るけど、今年の春とは違うみたいなこと?」


彼女はビシッと指先をこちらに向けた、正解らしい。

同じように見えることも実は変わっていっている。


それは自分と錦戸の間にもある気がする。

錦戸とは毎日同じように石を投げて喋っているだけ、でも最初よりはよく喋るようになった。

錦戸のことをよくわからないやつとはもう思っていない。


そう考えたらなんか恥ずかしくて、いつもより早い間隔で石を投げ込み続けた。

そしたら錦戸も調子を合わせてポイポイ石を投げ込んでいく。

最終的に競争になって両手を使ってがむしゃらに投げ込んでいく。

そのとき錦戸は目から涙が零れるほど笑っていた。

楽しくして仕方がない感じだった。

俺もそうだから、彼女もそうに違いない。


「川、全然埋まらないね……」


早めに解散というときに小さな声が聞こえた。

思わず零れたという様子だった。

そのまま錦戸はこちらに背中を向けて家に帰ろうとしていた。


俺は彼女に向けて手を伸ばそうとしたが下ろしてしまう。

小さくなっていく背中。それは授業中に後ろから見るのと同じ真っ直ぐな姿勢。

川の上を流れる風がひと際強く吹いて長い黒髪が揺れる。

彼女は真っ白な右手でバラバラと揺れる髪を抑えようと立ち止まった。


「らいしゅう……!!」


両手でぎゅっと握りこんで力を込める。


「来週から夏休みだから!!!」


喉から出せる限り大きな声を張り上げる。


「朝から毎日石を投げよぉっ!!!!」


喉が続かず咳き込む。まだ、まだ言いたいことがあるのに……。

咳は止まらず涙まで出てくる。


ぼんやりとした視界のなかで彼女の輪郭だけが見える。

それでも彼女の声だけははっきりと聞こえた。


「やくそくだよ!!!やぶったら針いっせんまんぼん!!!」


わからなかったけどきっと錦戸は笑っていたと思う。



約束したその日、錦戸は死んだ。



原因は交通事故。

予兆もなく、あまりに突然だった。


教卓の前の席に花瓶が置かれた。

初めて葬式にも参加した。


それでも錦戸が死んだことに実感が湧かなかった。


錦戸のいない夏休みが始まった。

錦戸と話したことのない去年の夏休みと変わらなかった。

川には1度も行かなかった。


夏休みが明けても彼女の席は残っていた。

先生とクライメイトの考えだった。


教卓の前の空席はそれから半年埋まることがなかった。


学年が変わるとその席もなくなり錦戸のいた証はどこにもなくなった。

彼女の家族も引っ越していなくなっていた。


春先の新学期の1日目、午前中に終わった学校から真っ直ぐ目的地に向かう。

着いたのはあの川の橋の上。


川の水面は相変わらずキラキラと輝いていた。

石を力いっぱい握りこんで振り上げる。

でも、投げ込むことが出来ずボトリと足元に石が落ちる。

痛みを感じて手のひらを見ると血が流れていた。

赤い命の証だった。


橋の上から川をのぞき込む

川の流れは止まらず、石で埋まっているようにはとても見えなかった。

ふたりであれだけ石を投げたというのに。


ひとりで1個を投げる意味はないだろう。


俺はその日、無力感とともに錦戸が死んだことをようやく受け入れた。






幼い日の衝撃的な経験。

それも変わらない日々の積み重ねがその輪郭をぼかし薄くさせていく。

その後の人生も続いていく。

楽しいこと、悲しいこと、なにより時間を重ねていき成長する。


ふと錦戸のことを思い出すこともあった。

胸をズキリと差す痛みはだいぶ弱まっていた。

彼女に対し思うことは様々あるが、最後に願うことはひとつ。

せめて最期のときは痛みを感じていませんように、と。


まさかその答えを1年就職浪人して入った会社で知ることになるとは予想だにしていなかった。





「今日の事案は何件ある?」


「大堂様の担当地区は5体です。内容をご確認のうえ、ご承認をお願い致します」


「おっけ」


モニターには送られた資料が並べられる。

就職活動のとき嫌ほど見た履歴書に近いが、書いてある情報量が段違いだ。

その人物の名前、年齢、それまでの経歴は言うまでもなく、

いつ何を食べたか?つめはどの順番で切るか?まで完全に網羅されている。

そして極めつけは__。


「飛び降り自殺があるな。これ周辺への影響予測はどうなってる?」


「『人間』が3名ほど目撃することになっています。情報をどうぞ」


「ひとりだけメンタルへの波及性が大きいな。十数年後に自死を思いつく可能性ありか。

バックアップ体制の強化を頼む」


返事をひとつすると目の前の助手は耳に着けた機械を光らせ作業を開始する。

正確には耳からはみ出して見える機構部だが。



『ここ』は人間の命を守る職場だ。

『ここ』がある限り人間は死ぬことがない。


いまでも実感は湧いていないが、社会の裏では何世代も先の技術が発展しているらしい。

その技術は人間の寿命以外の死因をそっくり取り除いたそうだ。

本来偶発的なはずの事件・事故も含めて。


俺もまだ信じきれていない。

ただひとつ確実にあり得ないはずのことが起きていた。

その一点によってこの胡散臭い空想を信じざるおえない。


「作業終了までに休憩を推奨いたします」


助手であるアンドロイドがお茶を渡してくる。

その姿はかつて死んだはずの同級生、錦戸と全く同じだった。


無意識に流し込んだ液体は熱くむせた。





どんな職場にも同僚はいる。

同僚との昼飯時の会話は数少ない癒しだ。


「そっちはアンドロイドが何体死ぬ予定?」


「5体」


右肩から三本腕伸びてても同僚は同僚だ。

アンバランスな義手を器用に使い、山下はかた焼きそばを素早く口に入れていく。

妙な光景だが慣れてしまった。

さば味噌を突きながら訂正を入れる。


「死ぬっていうな『回収』だ」


「より正確に言うなら『死んだように見せたあと回収』」


おどけた声音で返答する山下。

両手を挙げて大げさに参ったのポーズを取る。

お互いこの仕事に就いてからは長い、いまさら業務確認も必要ないだろう。


「子供のころ知り合いのおじさんが酔っ払って池に落ちて死んだんだよなぁ。

でもあのおじさんが実はアンドロイドだったなんて」


まったく気付かなかった。

今度は山中が参ったのポーズを取る、こっちの1.5倍は感情が籠っている。


まさか社会にひとそっくりのアンドロイドが紛れ込んでいるとは。

まして時々死んだふりをしているなんて誰も考えないだろう。


そのおじさんも修理され別の場所で別人として働いていることだろう。


「身近に死がないと人間は死を忘れてしまう、過激な道徳の授業だ」


珍しく神妙な顔をする同僚。

普段と違うその様子に、俺はいままで隠していたことを漏らす。


「でもアンドロイドのおかげで俺はいま生きているんだと思う」



初めて錦戸と橋の上で会ったこと、あれは偶然ではない。

川に落ちたボールを取ろうとする子供。

事故案件としてはオーソドックスだ。

その危険性を事前に予測したのだろう。


アンドロイドだった錦戸は俺を待ち構え、川に入ることを止めた。


言動が妙におかしかったのも強引なつじつま合わせの結果。


その行動をきっかけに錦戸と仲良くなった。

アンドロイドは生命の危機以外でひとの行動を阻害しない。

仲良くなりたいと思った俺を拒否することなんてしない。


自分がそのうち死んで『いなくなる』人物だと知っていてもだ。



「……アンドロイドに助けられた俺がまさかアンドロイドを使う側になるなんてな」


話しこんでいたらさば味噌がすっかり冷めていた。

同僚は神妙な顔をしたままぼそりと言った。


「俺は『だから今度の飲み会は飲み過ぎないようにしようぜ』って言おうと思ってたんだけどな」


空気が止まった。


俺は気まずい雰囲気を逃れるため定食を口いっぱい頬張った。

さすがの山下も茶化す気はなかったのだろう、口元を軽く吊り上げて(いつもなら爆笑してる)肩を叩いてくる。


「大事な時期なのはわかるけど、気を張り過ぎるなよ」


背中に3打のビンタを受けてから俺は職場に戻った。





「本日の業務は終了しました。お疲れさまです」


錦戸だったアンドロイドは平坦な声で告げる。

いつもならすぐに帰るところだが、少し済ませておきたいタスクがある。

それを告げると彼女は小休憩を推奨してきた。


ひとのため動く機械は無理をする人間を見逃さない。

こちらを見つめる無表情に怒りが浮かんでいると思うのは人間の性だろうか?


「なら少し話に付き合ってくれないか?」


仕事中ずっと立ちっぱなしの彼女を席に座るようになんとか説得して向かい合う。


近くで見てもかつての錦戸と姿形がほぼ同じだった。

隠さなくなった金属部とフォーマルな服装だけが異なる。

かつてチラリと見えた脇、もっとしっかり見れていれば関節部の継ぎ目が見えたのだろう。


指を胸の前で組み深呼吸する。

意を決して彼女と目を合わせる。

なんの感情も浮かんでいないその顔を見た。


「まずはありがとう。君のおかげで俺はいまここにいる」


ここで終われば平穏のまま、でも言葉を続ける必要があった。

背きたくなる心を抑えるため奥歯に力を込める。


「だが、『ここ』の業務内容を知って俺は……悲しかった」


幼いころの辛い思い出が茶番だったから?

____違う。


死ぬときに彼女が痛みを感じていなければいいと思いながら

そもそも彼女に感情なんてなかったから?

____違う。


初めての出会いが仕組まれたものだったから?

____違う。


「君が死んでもメンタルへの影響が小さいと判断されたこと……」


ここの業務にはアンドロイドが『死んだ』ときの周辺における悪影響への対処がある。


死は死を伝播する。


ヒトにそれが及ばないよう細心の注意が払われる。

マニュアルを最初から最後まで読んだが、どの対処も受けた覚えがなかった。


「そんなっ、そんなわけないだろっ!!!」


彼女だったモノの肩を掴み揺さぶる。


俺がどれだけ君のことを想っていたか。

それを過少に評されているようで腹が立った。

人生の節々で感じたこころの痛みがないも同然と扱われているようで。


まして機械同然の姿でともに業務までさせられている。

彼女の存在がそんな小さいわけないだろ。


彼女はずれた視点を合わせるためアイカメラを拡縮してピントを合わせる。

その駆動音で正気付き、彼女から手を放す。


上がって息を抑え、彼女と視線を合わせる。

自分よりも少しだけ背の高かった錦戸、

腰を落とさないと彼女の眼を真っ直ぐ見れないことに気付き、重ねた時間を思い出す。


「あのときの俺は自分のことに気づけなかった。

でも、君のいない変わらない時間を繰り返してようやく気づけた」


「___俺は君のことが好きだった」


返答はない。

助手としての彼女は業務に関わること以外は話さない。

ただこちらを見つめる視線だけがあった。


一方的な感情だった。

一方しか感情がないのだから仕方ないのかもしれない。


なんにせよあのときには戻れないのだから。



その一週間後、俺の子供が生まれた。

妻と共に人工子宮から取り上げた。

鳴き声をあげる赤ん坊は全身で生を表していた。


あの告白以降、錦戸と会うことはなかった。






人生のなかの大きな出来事。

それが起きても『大堂』という男の人生は続いていく。

良いことばかりの人生ではなかった。

死なないとしても死ぬほど辛いことは多い。

しかし、彼は立ち止まらず歩き続け、ささやかな幸いを胸に生きた。


享年は130歳、家族に見守られながら静かにその人生を終えた。


『今回の彼の人生』を。


死ぬ間際だった彼の身体は家族と離され、施設に送られた。

暖かさの残る身体は溶液に入れられ萎んでいく。

年老いてエラーばかり起こしていた細胞はみるみる若返っていく。

時計を反対に回したかのような光景はさらに続き、老年から中年、壮年、青年、少年へと戻っていく。

逆行はさらに止まらず、やがて最小の胎児まで戻る。


130年の彼の人生は漂白され、また最初から始まる。

彼だった胎児は適当な家族のもとでまた成長することになる。


ここはヒトが死なない世界、そして同時にヒトが生まれない世界。


あるときからヒトの生殖能力は弱まっていった。

種として限界か、はたまた別の要因か。

当時の進んだ技術でもヒト本来の生殖能力を取り戻すことはできなかった。

ヒトを継続するにはこれまでとは別のアプローチが必要となった。

ヒトをやめるか。

ヒトの領域を広げるか。


しかし、当時のヒトはその判断が出来なかった。

そうしている間にも子供は生まれなくなり、脅威は恐れではなく現実のものとなっていった。


世界の総人口が1万人を切ったとき、状況は動いた。

この問題解決に動いていた各所の高度な人工知能たちは具体的な行動を開始する。

行動内容は『究極の現状維持』。

ヒトの絶滅を防ぐためこれ以上のヒトの減少を防ぐ。

死ぬ間際の人間を若返らせて子供とする、無限の繰り返しである。

社会を維持するため足りない人口はアンドロイドで補った。


決して人間が死なないよう人工知能は予防策に予防策を重ねた。


災害が起きないよう星の環境を掌握した。

太陽フレアでシステムが止まらないよう星を瞬時に隠す傘を構築した。

遠い星の爆発から守るため惑星間で連携する緩衝爆破システムを張り巡らせた。


その努力により『究極の現状維持』が承認されてから2億年、その命令を遵守している。


しかし、あくまでも現状維持。ヒトの未来は進んでいなかった。

人工知能は科学技術をさらに発展させたがヒトに還元することが出来ないでいた。


多くのヒトは人工知能に生かされていることを知らない、

知っている数少ないヒトも自分たちが繰り返し生きていることを知らない。

人工知能はヒトをどのようにすればいいかわからない。


繰り返しの堂々巡り。


『大堂』だった胎児は溶液の入ったカプセルのなかでわずかに動いた。

その様子を傍で見守るモノがいた。

『錦戸』だったアンドロイド。彼女はいま人工子宮の管理業務に就いている。

人工子宮のシステムにアクセスし胎児に問題ないか確認する。

耳元のランプが輝きデータをやり取りする。

その胎児に『大堂』だったころの影響はない。

しかし、参照データとして『大堂』およびその前の人生が羅列される。


胎児とアンドロイドが出会った人生の回数は15725回。

そのうち友達になった回数は9863回。

好意を抱かれたらしい回数は652回。

そして告白された回数は1回。


ゼロがイチになった。

確立の揺らぎか変化であるかはただのアンドロイドである彼女に判断はつかない。


しかし、彼女は一瞬の電子の閃き、アドリブを考えた。


もし子供のときの『彼』が告白することがあったら?


……なんか……それってすごいって思わない?



その閃きはデータに残ることなく、彼女はカプセルが並ぶ道を進んでいく。

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