まず最初に「看板に偽りナシ」です。
最強主人公・追放劇後の正統派スローライフとは、
もしかするとこういったモノが王道なのではないだろうか?
と思わせてくれました。
昨今、追放劇やスローライフ物で良くありがちな、アク強すぎ・しつこい展開や、
ノンビリと間延びの違いが解かってない作品とは、一線を画していると感じます。
主人公の立ち位置と行動には、全くイヤミが有りません。
そもそも引退してスローライフ希望なので、(訳ありな点もあり)物語の最前線に出ません。
メインで動き回るのは基本弟子たちですが、不思議な事に弟子が動くほど、
状況が進んでいくほど、主人公のことが気になるようになります。
これから未来、主人公の活躍がフォーカスされるのか、
弟子たちが何かしてくれるのか、どんな展開になっても楽しめそうな作品です。