最近のAI事情に関して

 AIイラストについて、前に投稿していたので、今はどう思っているのか、について書こうと思います。

 別にお気持ち表明をする気はなかったのですが、前に投稿してたので、今もそういう気持ちなのかと思われると困ってしまうからです。

 とはいえ、投稿日時を確認すると2023年。

 すでに二年前です。今とでは状況も違います。だから改めて、と思っていただけると幸いです。


 さて、その投稿から二年で、世情は随分と変わりました。

 AIに対する、周りの反応は大きく二つに分かれたように感じます。

 肯定派と否定派。


 私はどちらなのかというと、否定派に近いです。

 けれど絶対、とは思っていません。

 だからこれまで、何も反応しませんでした。


 ならばどうして? と思うでしょう。

 それは昨今、AIで小説を書いたり、感想まで書くような出来事を目撃したからです。

 あとは、投稿が頻繁だと、AIを使っている疑惑を持たれることについても。

 直接、私が言われたわけではありませんが、想像の域を超えると、そのような憶測を持たれてしまうのか、と思ったまでです。

 真偽は分かりませんが、チェックをしてくれている方のお陰で、そのように思われていることを知りました。


 だから否定派に近い、という考えに至ったまでです。


 正直に言うと、私もAIを使っていないわけではありません。

 ちょっとした調べ事や、単語の意味などは普通に検索をかけますが、曖昧に覚えている慣用句や言い回しが合っているのか、そういうところで使用しています。


 もう年なのか、喉まで出かかっているのに出てこない慣用句や単語ってありますよね。

 意味しか分かっていなかったり、後半部分しか分からなかったりで、検索だと難しくて、それだけで時間を取ってしまうことが度々あります。

 「なんだったけ、なんだったけ」と探している内に、色々と抜けていってしまうんですよね。

 そういう時にサッと調べられるため、活用しています。まぁ、うまく引き出せずに、「このやろう」と何度思ったことか。


 だから全否定はできないのです。


 しかし、毛嫌いしている人がいるのは分かっています。

 広告などでも、明らかにAIイラストだと分かる画像を使用していると、うわって私もなりますから。

 そのため、小説の宣伝でのAIイラストは現在使用していません。

 表紙絵を依頼した絵師様たちもいますし。できればそちらを使用したい気持ちが大きいです。最近、機会がなくてうずうずしているくらい。


 そのようなAI事情を、世知辛い世の中だと思いながら傍観しています。炎上が怖くて、創作論すらXでポストできないチキンなので。

 今後、どのようになるのかは分かりませんが、AIの使用には注意していく必要があるのかな、と思いました。


 色々なところで囁かれていますからね。気をつけます。

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ちょっと語らせて 有木珠乃 @Neighboring

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