とある天使の華麗なる使命

 ――昔々、この世界がまだ神秘で満ち溢れ、抽象的な概念が力を持っていた時代、神と悪魔は、お互いを滅ぼさんと壮絶な争いを繰り広げた事があった。


 戦いは熾烈を極め、何人もの天使が地に落ち、何人もの悪魔が消えていった。


 特に、概念を司る程の大神と大悪魔の争いは、それはそれは凄まじいものがあり、お互いがお互いの存在を削り合った結果、幾つもの概念が擦り切れて、この世界から失われてしまったそうだ。


 幾柱もの大神と大悪魔が消えていき、世界を構成する幾つもの概念が消えて無くなった時、神と悪魔は、ようやく世界が崩壊する危険性を認識して争いの手を止めた。


 だが、争いが世界に残した傷痕は深く、それを修復するためには、神や悪魔と呼ばれる存在であっても、気が遠くなるような時間が必要であり、それ以降、神と悪魔は世界の修復に注力するようになった。


 しかし、それで争いが無くなった訳ではない。

 大きな争いこそ無くなったものの、世界に影響を与えない程度の小さな争いが水面下で起こり始めたのである。


 ……そう、争いの舞台を地上に移して。


 神は信仰を集めるために、地上に奇跡をもたらした。

 悪魔は畏れを集めるために、地上に混乱をもたらした。


 神は人間に教会を建設させ、加護を与えるなどをして人々の間に信仰を広めようとし、また悪魔は甘言を弄して人間の欲を増長させ、契約でその魂を縛って人々の間に混乱の種を蒔いたのである。


 そしてある時、一人の天使が地上に遣わされる事になった。


 その天使は、天界の中でも位の高い神に仕える天使で、人間の世界で言う所の貴族に相当する位の天使であった。

 そのため、普段から重要度の高い使命を扱う事が多く、今回も例に漏れず、神々が地上に信仰を広める一大プロジェクトの、中核を任される事になったのだ。


 そのプロジェクトとは、地上の人間に強力な加護を与えて目に見える奇跡を起こさせ、神々に対し感謝と畏敬の念を抱かせるというもので、天使に任されたのは、その加護を受けた人間の一生を見守り、悪しき魔の手からその人生を護るという使命であった。


 神々は、数ある魂の中から無垢のそれを選ぶと、加護を与えて地上に建設された教会の下に送り、やがて一人の可愛らしい女の子が産声を上げた。

 女の子は、天使が見守る中すくすくと大きく育っていき、いつしか『聖女』と呼ばれるまでの人物に成長していったのである。


 神々による加護があったおかげもあるだろう。

 天使が、悪しき魔の手から護っていた事もあるだろう。

 しかし、彼女が『聖女』と呼ばれるようになったのは、何よりもその純粋無垢な魂の輝きが、人々を惹き付けたからに他ならない。


 神々の期待通り、人々から多くの信仰を集める事となった聖女であったが、ある時、彼女の住む国が、未曾有の危機に晒される事になった。


『聖女』を守護する天使の手に負えない程の災厄。

 それは、『病魔』と呼ばれる魔の手先による侵攻で、その猛威は一国を落とさんとする程の勢いであり、天使の齎す『幸運』の加護を以ってしても、聖女を国から逃がす事で精一杯であった。


 だがしかし、天使はまだ知らない。

 この時、天使が施した『幸運』の加護が、聖女をの濁流に導く結果になるという事を――







 天使がに気が付いたのは、聖女達の一行がサンチョウメ王国の辺境の入口に到着した時の事だった。


『…………な、なんておぞましい』


 目の前に広がる光景に、天使は絶句する。


 最低限の作物しか取れないようにと掛けられた大地の呪い。

 この地に生きる、人間という人間から、怨嗟を絞り尽くすための術式。

 それを、とある場所まで運ぶように走る大地の霊脈。

 人間の目には見えないが、天使の目にはっきりと映っていたのである。


『これは間違いなく高位の悪魔の仕業。まさかこのような場所が、地上に存在しただなんて……』


『魔』が充満する『魔都』とも呼ぶべきファーゼスト・フロント。

 折角『病魔』から逃れてきたというのに、その先で聖女達を待っていたのは、見渡す限りが『魔』に支配された邪悪な土地だったのである。


『ここに居ては駄目よアメリア!すぐに逃げて!!』


 天使はその危険性を聖女に伝えようと叫んだ。

 ……が、その『声』は色濃い『魔』に阻まれて、いつものようにお告げを下す事が出来ない。


『一刻も早くそこから逃げるのよ!お願いだから、早く!!』


 繰り返し叫ぶ事で、何とか聖女に胸騒ぎを与える事は成功したものの、何を勘違いしたのか、聖女は仲間を必死に説得してそのまま魔の奥地へと行こうとするではないか。


『ち、違うそっちじゃないわ!今すぐ引き返して、そっちに行っちゃ駄目ぇぇ!!』


 天使の努力も虚しく、聖女らの一行は馬車に乗って大急ぎで出発してしまった。


 天使は覚悟を決める。

 これ程の『魔』を治める者が、並大抵の存在であるはずがない。

 それこそ、天使が仕えている神に匹敵するほどの、強大な『魔』が相手になるかもしれないのだ。

 それらから聖女を守るためには、たとえ位の高い天使といえど、自身の存在の消滅を覚悟せねばならないのだから。


 聖女らの一行を乗せた馬車は、やがて大きな屋敷の前へと到着した。

 そこは『魔』の気配が最も濃い、この地の中心地である。


 馬車が停車するなり、聖女は仲間の制止の声も振り切って、屋敷の中へと飛び込んでしまい、天使も慌てでその後を追おうとするが、途中で追うのをやめる。

 先に、屋敷の地下から感じられる、『邪悪』の正体を突き止めようと思い直したからだ。


 天使にはその『邪悪』の正体に、僅かながら心当たりがあった。


 いにしえの時代に行われた神魔の争いでは、多くの大神と大悪魔が、その存在を擦り減らして消えていったそうだが、中には消えずに『封印』された存在もあったそうだ。


 ある存在は時の果てに封じられ、またある存在は次元の彼方に封じられたりと、封印の方法は様々であったそうだが、その中には地上に封印された存在もあったはずだ。


 ……もしも天使の想像通りだとすれば、この地に存在する強大な『魔』は封印されており、本来の力が発揮出来ない状況のはずである。


 そうだとすれば、天使にも勝ち目はある。

 そして、それを確認するためにも、天使は屋敷の地下深くへと潜っていった。


 そこへと至る道は巧妙に隠されており、普通の人間には、まず辿り着けないように作られていたが、異なる位相を住処とする天使には全くの無意味。

 天使はそのまま地面を潜っていき、とうとうこの地の中心へと辿り着く。


 そこは、地面をくり抜いたようにして作られたドーム状の空間であり、緻密に描かれた神言が周囲の壁をびっしりと覆ってキラキラと淡い光を放っていた。

 

『これは、封印術……なの?』


 そこに描かれている神言は、高位の天使であっても『何かを封印する物』としか理解できない程複雑に編まれており、大神クラスの存在であっても破る事が出来ない程の強固な封印を形成していた。


 ――ごくり。


 天使の想像していた通り、この地に存在する『魔』は封印されていたようだ。

 しかし、この地には天使の想像を遥かに超える、強大な『邪悪』が封印されているようだ。


 ……とその時、天使の足下を走る霊脈を通って、『何か』が封印の中心へと運ばれていく気配があった。

 この地に施されていた術式の事を考えれば、『何』が『何処』に運ばれているかなど、天使でなくても想像するに容易い。


 天使は全身を緊張させながら、その先にいる存在へと目を向ける。

 そこには、豪奢に作られた寝具と、それに横たわる一柱の存在が――















「ぬをっ!?せ、せっかく全部片付けたのに、また湧いてきおった……」















 ――そう言って、霊脈から出てきた『何か』をさっと掴み上げ、無造作に口の中に放り込んでいた。

 まるで、おやつか何かを食べるような感覚で、ぽりぽりと『何か』を咀嚼する『邪悪』。


「……うむ、今回のは、まだましな味じゃな」


 地上に物質として顕現できる程の、圧倒的なまでの存在感。

 思わず平伏してしまいそうな『威』を前に、天使は知らない内に全身が震えている事に気が付く。


『な、何故、このような存在がこんな所に……』


 天使が恐れを抱くのも無理はない。

 目の前の『邪悪』は、それこそ高位の天使ですら伝聞でしか知らないような原初の時代から存在する、世界を構成して支える文字通りの一柱なのだから。


 天使は、自身に蓄えられた知識の中から、それに該当する忌まわしき名を導き出す。


 ――あれこそは、世界に始まりを齎した一柱。

 ――あれこそは、世界に終わりを齎した一柱。

 ――運命という名の糸を紡いで、世界を織りなす概念の存在。


 其の名は――


『運命を操り、因果を弄ぶいにしえの大悪魔……』


 天使の口からポツリと漏れた。


「だ、誰じゃ、妾をその名で呼ぶのは!?」


 すると、寝台に横たわっていたそれが、天使の存在に気付いて起き上がってくる。


「妾を悪魔と呼んだのはお主か?」


『……』


 天使は動けない。

 遥か上位の存在を前に、蛇に睨まれた蛙のように固まってしまい、身動き一つ取る事ができないでいる。


「妾の聞き間違いではあるまいな……ほれ、もう一度その名で妾の事を呼んでくれぬか?」 


 悪魔は優しく語りかける。

 封印の外にいる天使に向かってゆっくりと歩きながら、何かを期待するような眼差し向ける。


 圧力を感じる程の視線。

 それに屈してしまいそうになる天使であったが、悪魔が強固な封印の中にいる事を思い出し、なんとか気を取り戻した。


 天使は大きく息を吸うと、強大な悪魔と対峙する覚悟を決める。


『初めまして、とご挨拶をした方が宜しいかしら、封印されし悪魔さん。私は上級天使の――』


「――悪魔じゃと!お、お主、今妾の事を悪魔じゃと言うたか!?」


 何が気に触ったのか、急に取り乱した様子を見せる悪魔。

 まるで、『悪魔』と呼ばれる事に特別な思い入れがあるかのようだ。


『え、ええ、申し上げましたわ。貴女は運命と因果を司る大悪魔さんで、お間違いございませんね?』


「だ、大悪魔……もう一回、もう一回はっきりと呼んでくれぬか!!」


 悪魔は必死の形相を浮かべながら、天使に向かって封印ギリギリまで詰め寄っていく。


『……ひっ!』


「ほれ、どうした。もう一回言うてみよ!!」


 悪魔の勢いに気圧され、言葉を詰まらせる天使。

 しかし、天使は負けてなるものかと奮起し、悪魔をキッと睨み付けた。


『な、何度だって呼んであげますわ、この悪魔!私、貴女のような邪悪な存在には、たとえこの身が消えようとも、決して屈したりは致しませんわ!!』


 そして、叩きつけるようにして言い放ち、悪魔を正面から見据えてやる。

 すると悪魔は――


「……わ、妾の事をそんな風に言うじゃなんて…………えぐっえぐっ」


 その場にペタンと座り込んで、涙を流し始めるではないか。


『…………え?……えっえっ?』


 想定外の悪魔の行動に困惑する天使。

 遥か格上の存在が、みっともなく泣きじゃくっているのだから無理もないだろう。


『え~っと、その……大丈夫?』


「えぐっ、大丈夫じゃないのじゃ!妾の存在意義に関わる事なのじゃ!!」


 そう言って、悪魔は一層激しく泣き始める

 流石の天使もこれには戸惑いを隠せない。


『あ、その、え~と……ごめんなさい、私も言い過ぎたわ。だから泣かないで、ね?』


「えぐっえぐっ……違うのじゃ、お主のせいじゃないのじゃ。全部、全部あいつらが悪いのじゃぁ~」


『ああもう、そんなに泣かないで……ほら、よしよし』


 生来の優しさからか、子供のように涙を流す悪魔をあやし始める天使。

 良く見れば悪魔は、恐ろしいまでに純粋な概念によって形作られた存在であり、天使が思っていたような邪悪な存在ではないように思えてくる。


 天使は悪魔の背中をさすってやりながら考える。


 この悪魔……いや、この存在は何なのだろうか。

 天使が知識として知っている運命と因果の大悪魔は、自身の享楽のために因果律を狂わせて運命を弄ぶような『邪悪』と呼ぶに相応しい存在であった。

 しかし、目の前で泣きじゃくるこの存在が、『邪悪』と呼ばれるような存在には到底思えない。

 自身の知識と、目の前の現実の差異は何か。


 天使の中で、一つの答えが導き出されようとしていた。


『よしよし。……貴女は悪魔なんかじゃないわ。酷い事を言って、本当にごめんなさいね』


 そう言って天使は、悪魔の頭を優しく撫でる。










「…………は?何を言っておるのじゃ、妾はれっきとした悪魔じゃぞ?」










 そして、天使の導きだした答えを一瞬で粉々にする悪魔。

 まさに、悪魔の所業である。


『…………』


「…………」


 天使は顔を真っ赤に染めながら悪魔から身体を離す。

 自信満々だった事が、より一層恥ずかしさを強めているのであろう。


「の、のう、もう妾の事を悪魔と呼んではくれぬのか?」


 そう言って、縋るような目を向ける悪魔。

 まるで心の隙間を探るかのようなその視線に、天使は思わず後ずさりしてしまう。


『……ハッ!そ、そういう事でしたのね!!』


 そして、天使はある事に気が付き、急いでその場を飛び退いて、封印の外へと逃れ出た。

 自身が知らず知らずの内に、封印の中へ誘導されている事に気が付いたからだ。


『何て卑劣な!?』


「の、のじゃ?……えっ?…………のじゃ?」


 悪魔は封印の外に影響を及ぼす事は出来ない。

 しかし、その内側であれば、限定的ではあるだろうがその力を振るう事ができる。

 天使はその優しさに付け込まれ、封印の中へとまんまとおびき寄せられてしまったという訳だ。


『わ、私を封印の中に連れ込んで、何をするつもりでしたの!?』


「えっ?いやいや、何の事じゃ……?」


『しらばっくれても無駄ですわ!貴女が卑劣な手練手管で、何人もの天使を闇に堕としてきた事は、存じておりますのよ!!』


 この悪魔に誑かされて、身を滅ぼした天使がどれだけいた事だろうか。

 その事は、今でも神が天使達に寝物語として聞かせている程有名な話である。


「あ〜、そういえばそんな事もあったのぉ。はぁ、昔は良かったのじゃ……」


 天使を封印の外に逃がしてしまったからだろうか、大きな溜息を吐く悪魔。

 そんな態度に天使は大きく安堵し、自身が有利な立場にある事を確認した。


『ふ、ふん、いくら貴女が大悪魔だからって、封印の中に居ては手も足も出ないようですわね』


「……ムッ、何じゃと!?いくら妾が寛大じゃからって、妾を侮るような発言は看過できぬぞ?」


 天使の言動に、悪魔の瞳に怒りの炎が宿る。

 その迫力は凄まじく、封印の外にいる天使の存在を揺らし、怯えさせる程のものであった。


『ひっ……そ、そんな事言っても無駄よ。契約者の協力がなければ、封印の中にいる貴女には何も出来ない事ぐらい知っているんだからね!!』


「お主、いい加減にせぬと……」


 悪魔の発する圧力に必死に耐え、気丈に振る舞う天使。

 しかし、自身の言葉の中に含まれていたその存在に気が付き、光明を見出した。


『……そうよ、契約者よ!そいつさえどうにかしてしまえば、いいんだわ!!』


 そう、この悪魔が強気でいられるのも、全ては契約者の存在があるからだ。

 人間の契約者がいるからこそ、悪魔は現世に影響を及ぼす事ができ、自身の力を蓄える事ができるのである。

 ならば、それさえ押さえてしまえば、強固な封印の中にいる大悪魔には何もする事ができないはずだ。

 そう思い、天使はにっこりとした笑みを浮かべる。


「なん、じゃと……!?」


 すると、悪魔は途端にその顔を青くし始めるではないか。


『ふふふ、どうやら図星のようですわね?』


「ち、違ッ!これはそういう意味では……」


『語るに落ちるとはこの事ね』


 あっという間に立場を逆転させ、心に余裕を取り戻す天使。

 逆に、悪魔は慌てふためき、なりふり構わず天使の行動を止めようとする。


「あ、あやつに手を出すでない!やめるのじゃ!!」


『あら、どうして?天使が悪魔の言う事を聞く必要があって?』


「あやつに手を出せば、きっとお主もただでは済まぬぞ!?」


『ふふふ、封印されて何も出来ないのに、面白い事を言う悪魔さんですわね』


 しかし、悪魔の言葉は届かず、天使は笑みを深めるばかり。

 当然である、天使と聖女が強大な魔の手から逃れるためには、悪魔の弱みとなるその一点を突破するしかないからだ。


「そうじゃないのじゃ、妾はお主の事を思って言って…………ハッ、違う!むしろこの場合、天使も巻き込んで、最終的に全部妾の所に返ってくるパターンじゃ!!」


 余程、気が動転しているのか、訳の分からない事を言い始める悪魔。

 それを尻目に、天使は聖女の下へ戻ろうと踵を返す。


『それでは失礼致しますわ、悪魔さん』


 そう言って遠ざかっていく天使の背中を、悪魔は見送る事しかできない。


「ぬぉぉぉぉ!待て、待つのじゃぁぁぁぁ!!」


 地の底に、邪悪な存在の懇願するかのような叫びが木霊していった。




 ――その後、天使の働きは功を奏し、なんと国中に蔓延はびこっていた病魔を一掃する事に成功する。


 しかし、その代償はあまりにも大きかった。

 天使は悪魔の契約者を押さえる事が出来ず、逆に聖女が悪徳領主の毒牙にかかってしまったのだ。

 しかも、聖女は悪魔との契約まで交わしてしまい、死後も悪魔の下僕となる事を約束させられてしまったのである。


 聖女が悪徳領主に手籠にされた事で、一つの国が病魔から救われたと考えれば、人類にとっては大きなプラスになったと思えなくもないが、アメリアという個人を守護する天使にとっては、人類全体の事よりも、一人犠牲となる事を良しとした聖女の方がよっぽど大切な存在である。

 それでなくても、アメリアが生まれたその日から、天使は見守り慈しんできたのだ。

 いくら悪魔の子の伴侶となったとはいえ、その愛情と使命が揺らぐ事は決してない。


『待っていてね、アメリア!いつか、悪魔の手から貴女を救い出してみせるわ!!』


 この時より、天使の激闘の日々が幕を開けるのだった。

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悪徳領主ルドルフの華麗なる日常 増田匠見 @master1415

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