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概要
戦地をスーツ姿で渡り歩く。「初めまして。わたくし、ーーーと言います」
会社に通勤中の俺ーーー勝元渡(かつもと わたる)は、ある日、いつものように満員電車から吐き出されるように降りると、なぜか知らない土地の上空に投げ出されていた。地面に激突し、小さなクレーターを作りながら立ち上がった俺には傷一つなかった。何が起こったのか分からないでいる俺は、自分を取り囲む状況に戦慄する。全員が防具を纏い、武器を手にしていた。中には、戦車のような兵器から顔を覗かせている者までいた。すると、混乱を極め棒立ちする俺に向かって頭上から大声が聞こえてきた。「行けっ!!我らが最終兵器【アンリビオム】ーーー!!!」その日から、単なる会社員だった俺の生活ががらりと変わるのだった…………。
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