第19話 終わりに

わたしたちはそれぞれの道を進んだ。別れがあって、それから彼には会ってない。時々、あの頃に似た空模様と空気の温度にであって、あの人がどうしてるかなと思う。

成長したわたしを見て欲しい、だけど、たぶんわたしたちはとても変わってしまったのだから、お互いにあの日の様にはできないだろう。

愛しき人よ。あなたが元気に生きてることを願います。わたしも生きています。


(交響詩 あの日、君との思い出に 了)

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交響詩 あの日、君との思い出に アリサカ・ユキ @siomi

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