悲しくも、暖かさに溢れた物語

慈愛に満ちたマザーツリーと、自由を求めるパペット。
そんなふたりを、パペットからキキという名前をもらったカラスが取り持つお話。
キキの、名前をもらったことの喜びがとても大きなものであったことが伝わってきます。
結局パペットは森へ帰ってきたのか、この文章からだけでは読み取れませんが、たとえどんな結末であったとしても、ふたりの想いは決して消えることはないと感じました。キキがふたりの気持ちを、理解してくれてるから。

作者様、素晴らしい作品をありがとうございました。これからも応援しています。