仲直りはただでは終わらない!

エールライブ5期生の3人のコラボ配信

初配信そうそう5期生の2人

ローズ・サーヴァルと猫巫女にゃーなのトラブルとにゃーなの約1ヶ月の配信の休み

世間的にも不仲なのでは広がりつつあった時にゃーなの配信で仲直りがしたいとわかった

さてそんな波乱な始まりでスタートを切ったエールライブ5期生の3人は事務所の配信室で待機していた


「…何言ってるんですか?」

「暇だからナレーション?」


そう実は今私はマネージャーさんと2人で配信室で待機していた

前回の配信は幸いなことに2人は見にこなかった

ふ、計画通り!


「あ、それとですね2回目の配信お2人にバレてる可能性がありますよ」

「な、なんでわかったの!?そ、それに私の計画は完璧だったはず!」

「2期生の先輩が拡散して広げてましたよ。そして顔が完全に計画通りとか言ってそうだったので」

「だ、だから最後の方ちょびっと伸びてたのか…それで?その先輩は?宣言通り猫パンチをしに行かないといけない」

「すぐ消して貰ったのでしないでください。まぁ条件としてコラボを出されたんですけどいいですよね?」

「ん〜いいですよ〜」


はぁ…やっぱり私2人の足引っ張ってんのかな〜

5期生最初の先輩コラボ

…これ完全にあれだよね!?もっと増やせってことだよね!?

ずっと考えてたよ!ずっと考えてたけど仕方ないじゃん!

人の多いところとかそういうのしっかり確認しとかないとバレそうなんだもん!

頑張ろう…うん、何とか爪痕残さないと…仕方ないよね〜作業時間増やそ

それに2期生の先輩か…誰だろう?


「それではそろそろ配信の準備しますよ。それにしてもよくボス…社長秘書さんをたらしこみましたね。」

「え?ボスって言った?言ったよね?ボスって言ったよね?」

「それじゃあ始めます」

「はい!」


うん!これ以上はダメだね!

聞いても答えないって感じだ!

…それにしてもたらしこんだって私ボス基社長秘書さんに会ったことないんだけどな〜

うんいっか今は仲直りにだけ集中しよう


「皆さんこんにちは!猫巫女にゃーなだよ〜!元気にしてた?」


・こんにちは!

・こんにちはです!

・にゃーちゃんだー!わーい!

・元気ですよ…バタッ…

・はい!とても元気です!


「うんうん!皆さんげ…1人倒れてない!?大丈夫!?」


・彼はよく働いてくれました

・一体どんな激務を…

・彼の分も私たちが頑張りましょう…

・みんなノリ良すぎ笑


「確かに皆さんノリいいね〜。さて皆さんなにかお気づきですか?」


・さてなんでしょう

・お誕生日ですか?

・ん〜何も知らせられてないし…

・わかりました!この後ローズ様とロミィーさんの配信ですね!


「その通り!というわけで2人がここに到着するまでまでおよそ5分…となるとドッキリしかないよね!いぇーい!」


・イェーイ!

・ウェーイ!

・おー!どうな反応するか楽しみです!


「だよねー!この前書いた新衣装は結局3枚くらいできちゃったしどれ…ガチャ…あ」

「…あなた…誰よ」

「にゃーちゃん…!」

「え!?」

「初めましてローズちゃん」


・え?

・え?

・まぁ5分って言ってたしもしかしたらって思ってたけど…

・これは成功?失敗?

・あ、初対面なんですかー

・ロミィーちゃんとは面識ある感じ?


「って君がロミィーちゃん!?ごめんね気づかなくて…気づいてくれたのに…」

「うんうんいいよ…でもどうしてもって言うなら私がいいって言うまでギューってして欲しい…かな…」

「ん?いいよーほらおいで」


・これは…!

・まさか…!

・そういう展開!

・確かにローズ様とロミィーちゃんの間に壁を感じてた!

・まさかこっちが本命!


「キャッ!ってなんでローズちゃんが抱きついてるの?」


・え?え?え?

・さらにそういう展開?

・にゃーちゃん…罪な女


「ごめんなさい…!ごめんなさい!私…何も知らないのに…勝手にん」

「はいはいそこまでだよー私気にしてないからね!た、確かにあのときちょっとムッてなっちゃったけど…それは私の都合でローズちゃんに関係ないよ。それにローズちゃんらしくないよ!ローズちゃんはまっすぐ前向いて自分は自分だって…そんな姿を見せて欲しいな!だからね…私は前を向いて欲しい、どんなローズちゃんでも私は離れないよ」


sideローズ・サーヴァル


私は昔から自分が好きではなかった気がする

友達は普通にいたし強いて言うなら恋をしたことがなかった

中学二年生だった

私が私に疑問を持ったのは

今思えば始まりは思春期特有の悩みみたいなものだった

成績は良かったし運動もできた私は順調にカーストをかけ登って女子のトップに立った

そしてこれは本当に友情なのか…そう思い始めた


「ローズちゃん大丈夫?」

「…え?あ、大丈夫全くアイツも配信するなら言ってくれたら良かったのに!」

「そうだね…私も知りたかったな…」

「それにしても配信で何してたのかな〜!なんか口止めしてるらしいけど…ま、楽しみにしときましょう」


今こうしてロミィーちゃんと話しいているのも…正直怖い

私は言葉があんまり良くない…ついつい怒鳴っている感じになってしまう

私のこの態度が…この言葉が…みんな実は私を怖がってるだけなんじゃないか

そう思い始めた

そこから私は私を鎖で縛り始めた

自分を変えてみた

…そんなの意味なかった

逆に私があやふやになった

私が私じゃなくなっていく…

それがより私を…壊して行った…


『はいはいそこまでだよー私気にしてないからね!た、確かにあのときちょっとムッてなっちゃったけど…それは私の都合でローズちゃんに関係ないよ。それにローズちゃんらしくないよ!ローズちゃんはまっすぐ前向いて自分は自分だって…そんな姿を見せて欲しいな!だからね…私は前を向いて欲しい、どんなローズちゃんでも私は離れないよ』


正直な話…なんで私こんな簡単な言葉で立ち直ってんの!?

え?何?私の今まではなんだったの!?

こんな簡単に立ち直ることに私ずっと悩んでたって訳!?

…ありえないでしょ!

でも…そっか…あーあー考えすぎかー

とりあえず…時間返しなさいよ!バカー!!!


sideout


「そうよね…そうよね!あー!なんでこんな子に振り回されてたのかなー」

「…ちょっと流石に酷すぎない?」

「散々やらかしといて何言ってんのよ!文句あるなら心配させないで!」

「え?何?私励ましてたはずなのに怒られてるの!?」


・…ローズ様変わった?

・うん、何となく

・でもなんか外れた感じ

・…そこまで感じ取るの逆に怖いわ

・さて…カップリング聖戦の開始だー!!!


「…ギュー」

「あ、あの?ロミィーちゃん?」

「なに」

「…いや私のセリフ」

「…私も寂しかった…最初はこれがなにか分からなかったけど最近わかった」


・この流れは…

・まさか!

・いや、このタイミングは!

・…これはこれで先の展開気になる


「すk…「それであんた用があるんじゃないの?」…ローズちゃん…」

「なに?」

「…覚えといてね」

「ふ、上等」


・2人の壁が無くなった気がする

・それはそうと…

・バッチバチ

・さて大変なことになりましたよー

・これは3つに割れますなー


「お!そうだった!じゃロミィーちゃんどい「や」…え、でも「や」…は、はぁ…じゃあこのまま進めますか」

「あんた大丈夫?ちっちゃいからだでどうう…ごく…の、よ」

「ん?筋肉」


・なるほど小さい割に筋力あると

・メモメモ

・着せやすいタイプか

・彼女さん見てたら大変なことに…ガクガク


「はい、新衣装次の配信くらいに使ってね〜」

「え?あ、ありがとう…なんで?」

「あ、言ってなかったね!私がママだよ〜!」


・あ!言ってましたねー

・え?どゆこと

・…マ、ママだと…!?


「ママ」

「なにロミィーちゃん?」

「チューしてー」

「ちょっと!それはダメに決まってるじゃない!」

「…チキン」

「…ロミィー…謝るわ…あなたいい度胸してるわね…」


・ロミィーちゃんこんな感じだった

・…何かが爆発したんだろう

・こんなロミィーちゃんも可愛い!

・にゃーロミ推し

・にゃーロー推し


「あ、もう2枚あるけど欲し「欲しい」…は、早い…じゃ2枚合わせて10万「はい」…怖くなってきた」

「ローズちゃん離れてにゃーちゃん怖がってる」

「あなたが離れたら?」

「私はギューってしていいって許可もらってる」


・わー喧嘩だー(棒読み

・さてここはにゃーちゃんの選択に託すしか…

・頼んだぞ!にゃーちゃん!

・いやどっち選んでも大変になるぞこれ


「…ふふふ」

「「ん?どうしたの?」」

「楽しいなーって…後悔しなかったけどさ…やっぱり寂しかったところあるからさ」

「大丈夫すぐに忘れ…ッ痛い…」

「今のはロミィーが悪い」

「…同じこと思ってるくせに…」

「なにか?」

「何も」

「仲間はずれ!?私も混ぜて〜!」


・なんだかんだでいい感じ

・にゃーちゃん結構天然?なのか?

・ま、でもなんか足りなかったものが一気に埋まった気がする

・これからが楽しみです!


「そういえば私次先輩とコラボなんだ〜」

「ふーん…誰とよ?」

「えーっとね…"宇宙からコンニチハ!コレデモ日本語勉強ちゅ!ゲーム大好き王女様!知りたいことはお姉さんにおまかせ!第625惑星のメトルーン星からキマシタ!ユキシマ・メトルーン!”さん」


・…え?いつもと違って高めの声

・お、違う声!

・可愛い声だけど…ちょっとやばいことなりそう…

・アイツならありえる…ていうか絶対なんか起きる

・どんどん目が離せなくなってくるなー


「今からでも何とか取り消してきなさい」

「”どうしてもダメ?”」

「う、そ、それは!「変わって私が「”ダメ…?”」…ゔ…」


・ダメだいつもと違う可愛い感じの声のギャップでやられてる!

・負けないで!

・ここで引いたら大変なことに!


「にしても急にカンペ出されて読めた私すごい」


・…無知って怖

・全くこの猫耳(偽)は

・そんなにゃーさんが好きです!


「んじゃ私この後仕事あるのでそろそろお開きです!またね〜…終わりの挨拶も考えないと…」


ロミィー・アイスィー登録者96,942人

猫巫女にゃーな登録者59,273人

ローズ・サーヴァル登録者100,096人


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

あとがき

というわけでローズ様10万人突破!イエーイ!

ロミィーちゃんの過去回はもうちょっと先になりそうですね…

まぁそれはさておき次回はお待ちかね?エロ娘ことユキシマ・メトルーンさん登場!

…前回のあとがきは忘れて欲しいです!

いや、ほんと…すみませんでした…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

VTuberの恋人(仮)を驚かせるためにVTuberになったけど大切な人がどんどん出来ていく 妃白 @pizyoppu

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ