ある目的のために旅するアクアが得た、水の都でのひとときの安らぎ

 ラストシーンが、西部劇をベースにしたハリウッドの映画を観ているようで、とても印象に残りました。

 宿屋のアメリアと旅人のアクアのキャラが、対称的に立っていて、お互いの良さが際立っていました。敵役も突き抜けたあくどい男で、その悪っぷりがよかったです。
 アクアが旅をする背景が謎めいていて、とても興味が湧きました。アクアの次の冒険譚も読みたいです。

 とても楽しかったです。ありがとうございました。