第202話:Web小説における地雷。ギャップ最強!

 皆さま、こんにちはそしてこんばんは。


 クリプトでさらに大損害を受けて意気消沈していた昨日。

 方針大転換して自分でもできる『ゲームで増やす』作業に集中することに。


 詳しくは、投資日記でね。

 将来有望なゲームだと確信。


 https://kakuyomu.jp/works/16818023214296906454/episodes/16818093078052843269


 ◇◇◇◇


 さて。

 頭を切り替えて。


 どうも当分創作はできなさそう。

 気力がない。

 完全休養すればいいのか?

 でもそれだと活字から離れてしまい、二度と帰ってこれない気がする。


 なので適当にこの創作論を書くだけにとどまりそう。


 良ければお付き合いください。



 カクヨム甲子園。


 あ、その前になぜかXのリンクが間違っている!

 リンクに飛ぶと『凍結アカウント』とか出ていたww


 むかし使っていたアカウントだから全然違うスペルなんだよね。


 もう変更したので、ぜひ応援よろしく。

 まにまにへの応援ではありません。

 カクヨム甲子園出場者へのエールです。


 この作品が『絶対役に立つでしょ!』と思われたらぜひリプお願いします!


 https://kakuyomu.jp/users/pon_zu



 高校生の時だけでなく、創作活動には「ひらめいた!」という状況を作らねばならない。

 これは勉強でもそのほかにも重要な事。

 だからこそマインドマップを紹介しました。


 早速使っていただいた方がいて「どんどんアイデアが出てきました」とのご報告。


 高校生の方が柔軟な発想ができると思う。

 ただ単に妄想しているだけじゃつまらん。それを結び付けていきましょう。


 すると整理できて、さらに創造力が伸びていく、広がっていく。


「書くことで広がる世界がある」


 運営さんのテーマと同じ。

 ぜひやってね。


 ◇◇◇◇


 まったく無音状態で集中して創作活動をするのもよし。ノイズキャンセラー使うとか。


 まにまには、最近リラクゼーション音ASMRを流しています。集中できます。


 以前、その作品のイメージに合ったBGMがいいと書きましたが、いろいろと試してみてください。

 この選考も結構大事です。そのBGMに作品の味付けがなされると思います。


 ご一考くださいな。


 ◇◇◇◇


 あ!!


 最重要なこと書いていなかった?


【Web小説はギャップ最強!!】


 とにかくキャラを立てないといけない。

 そのための指針。


 初枝れんげ先生がよく例に出している『ルパン三世』。


 決めるときは決めるけど、女にだらしなくいつも最後にはお宝を持っていかれる。


 かっこよさ=敵を叩き潰す。

 女好き=失敗する。


 このギャップをつけること。


 かっこいいだけの主人公は読んでいてつまらない。

 最強物を読まれるようにするには、このギャップがないといけない。


 別の言葉に言い換えると、意外な側面を持たせなくてはいけない。


 首取り物語の主要武将には、様々な意外な面を持たせました。


 主人公の政賢は、ゆるキャラだけど冷酷な戦略家。

 豪傑の後藤透徹は、たくさんの子供を持つ良き?父親。奥方の尻に敷かれている。

 冷酷無比な鬼の竜騎兵隊長の東雲は、つけ髭がよくとれる。

 ガサツな大田資正はモフモフ大好き。


 そのほかにも一癖も二癖もあるキャラにしました。

 これがなければ多分読まれなかった。



 ヲタク光秀は内心と見栄っ張りな部分で魅せた。


 こういったヌケている一側面をつけるとおかしく思えて楽しんでくれます。


 だいたい書いている方も面白いです。


 ◇◇◇◇


 よく読まれる回で『Web作品における地雷』というものを書きました。


 詳しくはこっち。


 https://kakuyomu.jp/works/16817330655091045591/episodes/16817330655929714303


 抜粋。


 思いっきりメンタルガード願います。


 1)設定語りをする


 2)プロローグが長いか、訳が分からない。物語のイメージがつかめない「どこがおもしろいかわからない」


 3)冒頭に主人公やヒロインを出さない


 4)主人公が負ける


 5)主人公が思い悩む(冷静さを無くす)


 6)主人公が他者から精神的肉体的な支配をされる


 7)1話で事件が終わらない


 8)主人公が完璧すぎる


 9)キャラが立っていない=内面と外面とが同じ


 10)キャラ。意外な側面がない


 11)キャラが皆同じように見える


 12)キャラが途中からぶれる。キャラらしくない言動をとる(勝手に走る)


 13)難しい単語を使う(厨二的すぎる)



 こんな感じです。


 あと、SF以外では英語などの読みにくい題名などは付けない方がいいです、というか地雷です。


 設定語りは徐々に設定を出していくだけで十分なんです。


 通なヲタクジャンルなら設定は好まれますが、それでも控えめにしないと。



 あまり反応は良くなかったけど、恥ずかしい失敗作を例に出します。ほんと恥ずかしい涙


 💕伯爵令嬢の空戦日記 ~帝都を守る最強のネームド航空魔道兵はスイーツを死守する~


 第1話:帝都初空襲【戦闘回】

 https://kakuyomu.jp/works/16817330665933110428/episodes/16817330666188952994


 10行まででセリフがないのは大失敗。

 やはりここでセリフから入った方がよかった。臨場感がもうちょっとほしい。


 一応、不気味さを出したつもりなんだけど、やっぱりビューワーに行く前の10行で最大限に面白くしないと。


 ここですべてが決まると思います。

 スマホをスクロールする前の表示部分で「面白そう。ワクワク」とさせないといけない。


 前に書いたかな。


 キャッチコピーで引き寄せ、作品名でどんな出来事があるか知ってワクワクさせ、紹介文でワクワクを増幅。これから起こるドラマを「見てみたい」と思わせる。


 そこまで来てそのワクワクを完成させるのが最初の10行、いや1~2行。


 ここで離脱されてはカナシイ・・・


 鰻のかば焼き理論です。

 鰻のかば焼きは『においを売る』。

 においで引き寄せる。


 その際、全く知らないにおいではあまりお客さんが寄ってこない。


 だから過去の体験を思い起こさせる「あれ食べたっけ。美味しかったなぁ」という感情を持たせれば、「今一度味わいたい」と感じる。


 お店は違うので、「ちょっとだけ味に期待する」のです。


 でもそこで『ステーキを出される』とお客はどうです?

「二度と来るか!」

 と、思ってしまいます。


 その回路を作家自身に作り上げるといいです。

 すると固定ファンができます。

「この作家の作品ならあの快感が味わえる」

 と。


 そうやってだんだんとファンを増やしていけるのがカクヨムです。なろうではなかなか難しいです。


 歴史ジャンルは結構楽でしたが。



 とにかく、高校生は自分が一番書きやすい作品を自分の体験から、そのジャンルの


『匂い』


 が、どんなものであったか思い出して、それにふさわしいキャッチコピーと作品名を考えてください。


 これが作品よりも重要です。

 書き始める前に勝負は決まってしまいます。


 匂いを作りましょう!!



 ではまた。


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