第11話:Web小説における地雷!

 さっきまで本編の方で、次回作の構想を練っていました。

 興味のある方はどうぞ。

 こんな感じで練っています。


 ここから

 https://kakuyomu.jp/works/16816927860513975333/episodes/16817330655859448594

 272話まで。



 そこで思い出しました。


『Web小説の地雷』


 やってはいけない。

 やると読んでもらえない、読者が離脱する要因。


 これを思いつくままに列記していきます。


 思いっきりメンタルガード願います。


 1)設定語りをする


 2)プロローグが長いか、訳が分からない。物語のイメージがつかめない「どこがおもしろいかわからない」


 3)冒頭に主人公やヒロインを出さない


 4)主人公が負ける


 5)主人公が思い悩む(冷静さを無くす)


 6)主人公が他者から精神的肉体的な支配をされる


 7)1話で事件が終わらない


 8)主人公が完璧すぎる


 9)キャラが立っていない=内面と外面とが同じ


 10)キャラ。意外な側面がない


 11)キャラが皆同じように見える


 12)キャラが途中からぶれる。キャラらしくない言動をとる(勝手に走る)


 13)難しい単語を使う(厨二的すぎる)


 まだまだたくさんありますが、後はのちの機会に。


 このうち特に1~6は致命的です。

 主人公が負けるのが許されるのは、最初の場面だけです。

 そこから成り上がってざまぁする展開。


 途中で負けるのは一気に読者がしらけて離脱します。大量に。経験あり。


 冒頭で設定をかたるのは、書籍化作家さんは絶対にやっていない。やれば読まれないからです。やりたければ『読まれないことを覚悟して書く』ことです。まにまにのように^^;


 今は設定を別の作品として分離しましたので大丈夫ですが、昔は非難ごうごうでした。

「こんなのいらない」

「邪魔だ」

 と。


 でも

「うるせ~。これが書きたくって書いてんじゃい!」

 と、開き直っていたので評価がさほど伸びず。


 その覚悟でやるのならいいと思います。


 プロローグ、かっこいいですよね。

 まにまにも書いています。


 でもそれは精選に精選を重ねたものです。

 読み初めに適切か、何度も何度も修正してブラッシュアップしました。

 その後も何度も修正。


 それでもやはり離脱率は30~40%あります。

 もともと戦国物を読みたくて読み始めた方が、あのプロローグを読んで読み始めるのはあまりいないと思うのです。


 でもそこをクリアすると大体読んでくださいます。

 ここがまにまにの限界です。

 というか邪道の戦国作家を目指しているのでこれが当たり前。


 冒頭に主人公ヒロインを出さないと、誰に感情移入すればいいか戸惑ってしまい、離脱します。


 ラブコメならば1話目で『ヒロインを脱がせる』。これ鉄則。

 これやれば大抵うまく行きます。

(と、きいていますw)


『主人公が負ける』

『思い悩む』

 Web小説の世界まで悩みたくない人が多いです。

 負けたくもない。


 仕事や勉強の合間に読むのに、いちいち思い悩みたくないですよね。


 スカっとしたいから読むのですから。


 それを1話1話完結するように、「いつ読むのを中断してもいいように短く書く」のがいいとされています。


 電車の中とか、休憩中に10000字とか読めます?

 精々2000~5000字くらいでしょうか?

 そのくらいでキリがつく作品構成にしないとなのです。


 主人公が支配されていること。

 これも夢がない。

「その内支配を脱する」ではだめなんです。

 先に書いた通り、読者は気が短い、飽きやすいのです。


 だから最初から自由でないと。

 1話目から最大の見せ場。

 これがテンプレ。


 でも、読書歴が長い人はこれでは空き足りませんね。

 その内、ダレてきます。

「最初の勢いはどうした!」

 と、お叱りを受ける。


 それでエタる人がなんと多い事か。


 しかし、そこまで読んでもらえたら幸せですよね。


 まにまにも首取り物語の北条編まで書いて、武田編書き始めたら「冗漫になった」とか言われました。一応、局地戦から大戦略と経済戦外交戦に移行したわけで、理由はあるのですがやはり最初の勢いはなくなる。


 それでも最初の勢いに全精力を持って行くのは大事。


 第1話『さあ、せんそ~のじかんだ~』

 を書くのに1か月近くかかりました。


 勿論処女作なので当たり前だと思いますが、そこで失敗しなかったのがラッキーヒットの原因だったと思います。


「みんなが読みたいだろうな~」

 という、読みやすい回を精選して書いた。


 皆様もやってみてください!




 もし「なるほど。ためになった」と思われたら★3つで評価してください。

 「大したことねぇな」と思われたら★1つでお願いいたします。


(こう書くと、★1つでも入れてくれる人がでますのでラッキーww。検証済み)

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