第12話:【超重要!】★をつける位置は決まっている
昨日、まにまにの賢いヒロイン中編コンテスト参加作品2作目が完結したので、その反省点を総括しました。
参考になれば幸いです。
https://kakuyomu.jp/works/16816927860513975333/episodes/16817330655961433890
さて。
超重要なことですが。
『★を気軽に付ける事の出来る場所は、最新更新話しかない』のです。
ほとんどの読者様はライトユーザーで、仕事や勉強、通勤通学の合間に、例えば電車の中バスの中で読みます。
ですので、フォローや★をつけやすい部分は、最新更新話にしかないために、そのままにしてしまいます。
最近は救済策として、『最近読んだ小説』というのが目立つようになりましたが、多くのユーザーは同時に多くの作品を読んでいます。
だからフォローをしてもらうためには、『最新更新回を読ませる工夫』が必要になります。
そこで先に述べた【一気に投稿しない】の意味が分かるとおもいます。
一気投稿すると
「★やフォローを付けやすい最新話を読むまで通読する人が少なくなる」
一気読みを数十話する人ってどれだけいますでしょうか?
こういう事から、せっかくの力作、優秀作品に★が付かずにランキング表示されず、そのまま沈んで再浮上できなくなります。
まにまには、よく近況ノート新着欄を巡回して、「はじめまして」と書かれている方の記事を見ます。
「ようやく全部投稿し終えました」
というすでに遅い方もいます。
一気に投稿したために多分★が付きません。
理由は上記のことです。
これを知らずになろうから移植した書籍化作家様の作品が、跳ねずにそのまま沈んでいくことを何度も見ています。
ましてや固定読者のいない新人の作品の露出は物凄く、本当に物凄く少ないのです。
それに加えて、折角★をつけようとしていた読者様を逃がしてしまうことは残念でなりません。
さらに重要なシステム。
なろうでは重要なものは「日間総合ランキングに載る事」です。
だからカクヨムに来るとき集中投稿して日間ランキングに載せようとするのですが。
カクヨムでは週間ランキングが重要な指標です。
まずはジャンル別の週間ランキングに載ることを目指して、そこで露出した勢いを使って総合ランキングを上げていくのが作戦です。
そのとき注意しなければならない基本的知識ですが、
『1週間=7日間でついた累積★とフォローでランキングが決まる』
こと。
つまり7日目まではランキングは上昇します。
これは当たり前ですね。
問題はその後の8日目以降です。
ここまでで勝負はついてしまいます。
次から次へと新作がランキングを駆け上ってきます。
これに負けてしまわないような勢いを、ここまででつけておなないとそのまま沈んでいきます。
だからこそ
「読み続ければ段々と面白くなる」
は通用しないのがカクヨムなのです。
「初回でMAXな面白さを出す」
「期待感を盛り上げる」
これができれば★がどんどん累積していきます。
前に1~10行目までが勝負と書きました。
さらにはキャッチコピーと作品名が勝負とも書きました。
読者の作品内の導線は
キャッチコピー
↓
作品名
↓
参加コンテスト
↓
参加自主企画
↓
★
↓
フォロー数
コメント数
↓
ジャンル
↓
タグ
↓
再度キャッチコピー
↓
作品紹介
↓
目次のページのサブタイ
↓
タップされてから
『最初の一行』
という順です。
ここまで来て初めてPV数に表示されます。
この貴重な1PVを最初の1行で捕らえられないと、失敗に終わります。
この流れを確実にするために、
「キャッチコピーは一番読ませたい出来事、プロット」
「作品名は小説の流れ」
「紹介文はあらすじを出来るだけ簡潔にエッセンスを表示する」
「目次で【これが読めるんだな】とディスプレイする」
読者は時間がないのです。
移り気ですぐ見切りをつけます。
腰を据えて読む方は稀です。
最強の露出ディスプレイである『注目の作品』に選ばれた際に、タップしてもらえないともうその瞬間にその作品は読まれなくなってしまいます。
『露出がない』
のです。
だから読まれない。
せいぜい自主企画での読み合いくらいです。
すると★>フォローという、もしくは第1話のみPVが多い。
コメントが「読み合いから来ました」で埋め尽くされる。
こんなことになります。
求めるのは読み專様?
同好の志?
これによって違います。
新人さんの気持ちはどのあたりにあるのでしょう?
「書きたいものを書く」
「自己表現したい」
「読んで貰いたい」
「書籍化したい」
沢山の方に読んでもらって(PVを増やす)、書籍化を目指すのならば、上記のことを念頭に『読者ニーズと読者の生活に合わせて書く』ことをお勧めいたします。
両方をお望みの方も、やはり「テンプレが書けるようになってから自分の書きたいものを書く」方が良いと思います。
まにまにはその努力を続けてまいりました。
模索の毎日です。
書籍化はほとんど念頭にないですが、もしチャンスがあるのならチャレンジしたいのは当たり前です。
でもその努力を惜しまないようにしないと、本当のまぐれでしか成功しないと思います。
カクヨムの仕様を覚えましょう。
KADOKAWAさまは本気で作家を育てるシステムを作っています。
「毎回楽しませる」
「飽きさせない」
こんな作品しか生き残れないようになっているのです。
これが最新更新話にしか★のつける位置がない理由だと思います。
頑張ってください!
追記
最近は長いタイトルだけでなく短いタイトルも流行りだしています。が、それを考えるのも一苦労です。
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