第50話:面白くなる秘訣、その1
まにまにの、いち手法でしかないですが。
認識・常識の相違を使うと面白いです。
ヲタク光秀で発見しました。
https://kakuyomu.jp/works/16817330647991289437/episodes/16817330647992033804
↑
このページでも出ていますが、光秀は常に『現代社会人の常識』でセリフや思考をします。
例1)
「桶狭間の山向こうは今頃、大宴会真っ最中だねぇ。
俺たち、外で酒気帯び運転を捕まえようとしているパトカー的な人?」
例2)
だけど、ただいま無職。
就活中。
俺と同じだね。
このように戦国時代のものごとを『現代社会のシステム価値観』に置き換えて書くと、物凄く面白くなります。
AI聖女の例
https://kakuyomu.jp/works/16817330653867087550/episodes/16817330654079534905
例1)
「プリム様。こちらこそよろしくお願いいたします。
今回のタスクをイクジットするためのアプレットとしてのお茶会イベント。これを最適化して正常終了できるようにサポートしてくださいませ」
どうでしょう?
スッとボケた感じや、お茶らけた感じが出たでしょうか。
こんな感じで書くと結構それだけでウケると思います、個人的にはですが。
◇◇◇◇
「コンテストなどに応募する時は何度も校正をするのは当たり前」と書いておきながら、自分でできていなかった!!
AI聖女さん。
爆死だと判断して、次に移ってしまったため、満足な校正ができておらず。
今になって10回以上読み返し。
「こここうすればもっと面白かった」
こういうところが数限りなく出て来て。
もっと問題なのは、名前がかぶっていた(T_T)
女王陛下と伯爵令嬢の名前が一緒!!
穴掘って一万年くらい眠ります。
起こさないでください・・・
いや。
まさか爆死した筈のAI聖女さんが選考通過するとは思わず。
だってこの有様ですぜ。
PV推移。
https://kakuyomu.jp/users/pon_zu/news/16817330660501050885
まあね。
Web小説の質よりもコンテストの条件を満たすために、最初のシーンにフックをつけなかった。
それが敗因。
だってルシェルはおとなしめの性格ですから。
そして最初から賢さを出すようなプロットを考えつかなかった。
最初は戦場での勝利を考えたのですが、それですと『賢いヒロイン』ではなくなってしまいます。
ですからひっそりと暗躍する『ポンコツAI聖女さん』にしたのです。
ということは、目立った働きはさせられない。
アンビバレンツ。
でも思うんです。
プロ作家さんの作品や、マクロネタの綾森れん様の作品なら評価が高くなり長編化しても意味があり売れるでしょうけど、まにまにの作品も含めて他の方は長編化してもWebでは伸びないでしょう。
もしやWebでの勝算は度外視して、はじめから紙媒体狙いですか?
なんかそれですと作家さんは厳しそう。
Webで評価が上がらないのに書き続けるとか、なんという拷問。
編集さんの意図が読めませんね。
◇◇◇◇
さっき書いたエッセイから抜粋。
黄金ルール。
<エッセイの引用ここから>
やっぱ巨大なフックからはじめて、第1話の最後に勝利確定フラグを付ける。
首取り物語の第1話と同じ。 https://kakuyomu.jp/works/16816700428374306619/episodes/16816927859738016097
<ここから>
御簾越しでの無言の拝謁であった。
この国の元首? 教皇? 象徴であると通訳は言っていたが、挨拶を交わそうとするも「拝謁」という恥辱的な言葉にふさわしい外交となった。
当たり前だ。
ヨーロッパ最強と謳われるテルシオと無敵艦隊。
これを遥々地球の裏側まで率いて意気揚々と遠征するも、最後にして最大の目的地であるジパングの軍に壊滅的・屈辱的な敗退をしたのだ。
<ここまで>
これが冒頭。
そして最後パート1
<ここから>
そして最後にこう聞こえた。
「ようこそ。未開の地へ。
だいろくてんまおう、
民主主義国家『にっぽん』へ。
いらっしゃいませ~♪」
この小男。
これからのスペイン、
いやヨーロッパに仇名すサタンとなるであろう。
<ここまで>
<エッセイの引用もここまで>
最後ににおわせるだけでもいい。
この物語を読めば『この痛快さが読めるよ』とディスプレイする。
AI聖女さんも、もし受賞したら全部書き直ししたいです。
◇◇◇◇
2年も書き続けていると、いろいろな方法が見つかるようですね。
石の上にも3年。
あと1年頑張ります。
ではまた~
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