後宮の記録女官はその責任感から権力に屈せず真実のみ記載する

後宮内で起こる出来事を余すことなく真実のみ書き綴るヒロインの記録女官は、皇帝からの真実を曲げた妃嬪との閨事の虚偽記載の勅命を、彼女の矜持がそれを許さず、そんな義妹の言動や態度を理解している、皇帝側近としている同席している義兄が、義妹を皇帝の思し召しが得られるチャンスと捉え、義妹の抱える案件解決に皇帝を同行させる行為に到り、皇帝の前で無事案件解決を見せつける事に成功し、次に皇帝の抱える案件に、ヒロインが一役買い、皇帝の望まざる結果となったが、皇帝がヒロインを重用することになることには、よかったと思います。
只、ヒロインには、実父が政権トップの事実を暴いた事で死罪となり、その妻子も罪の連座で官奴となり胸に焼印が押されていることに、衝撃とやるせなさを禁じ得ません。

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