<第十一話>っぴ???
「それで……お前らはどこから来たんだっぴ?どこに行くっぴ?」
ツツテンは、興味深そうに聞いた。
「僕達は……魔王を倒すために旅をしているんだ」
グリーンは、答えた。
「魔王を倒すっぴ?」
ツツテンは、驚いて言った。
「そうだよ。魔王は……この世界を支配しようとする邪悪な存在だよ。彼は、自分の配下の魔物や魔法使いを使って、人々に苦しみや恐怖を与えてきた。彼は、自分の力を増すために、3つの神殿にある3つの宝を狙っている。それらの宝は、それぞれ力を持っていて、魔王がそれらの剣を手に入れたら、この世界は終わりだ」
グリーンは、説明した。
「そうなんだっぴ……」
ツツテンは、驚きながら言った。
「だから……僕達は、魔王に先んじて、それらを集める旅をしているんだ。今回は、炎の神殿にある炎の剣を得るために、火山に向かっていたんだ」
グリーンは、言った。
「それで……これが……炎の剣っぴ?」
ツツテンは、炎の剣を見て言った。
「そうだよ。これが……僕達が求めていたものだよ」
グリーンは、感動しながら言った。
「すごいね……こんなに美しい剣を見たことがないよ」
ティアも、目を輝かせて言った。
「これで……やっと一つそろったね」
サリー先生は、満足しながら言った。
「次は……風の神殿にある風の槍だ」
サリー先生は、言った。
「風の槍っぴ?」
ツツテンは、訊ねて言った。
そうだよ。風の槍は……風の神殿にあるんだ。それが……僕達の最後の目的地だ」
グリーンは、言った。
「風の神殿ぴ……」
ツツテンは、思い出しながら言った。
「どうしたの?ツツテンちゃん」
ティアは、気にしながら言った。
「いや……自分……風の神殿について聞いたことがあるっぴ。母が教えてくれたっぴ」
ツツテンは、言った。
「母?」
サリー先生は、聞いた。
「そうっぴ。自分の母は……回復魔法が使える魔女だっぴ。自分も母から回復魔法を教わったっぴ。母は……私に色々な話をしてくれたっぴ。その中に……風の神殿の話があったっぴ」
ツツテンは、言った。
「風の神殿の話?」
グリーンは、興味深そうに言った。
「そうっぴ。風の神殿は……空に浮かんでいるっぴ。地上からは見えないっぴ。風の神殿に行くには……特別な方法が必要だっぴ」
ツツテンは、言った。
「特別な方法?」
ティアは、驚いて言った。
「そうっぴ。母は……その方法を知ってたっぴ。母は……私にその方法を教えてくれたっぴ」
ツツテンは、言った。
「本当に?」
三人は、驚いて言った。
「そうっぴ。母は……私にその方法を教えてくれたっぴ。それは……」
ツツテンは、言おうとした。
そのとき、彼女のお腹が鳴った。
「ぐぅ……ぴ」
ツツテンは、恥ずかしそうにした。
「あらあら……お腹が空いてるんだね」
サリー先生は、笑って言った。
「そうだね。僕達もお腹が空いてきたよ」
グリーンも、笑って言った。
「そうだね。僕達もお腹が空いてきたよ」
ティアも、笑って言った。
「じゃあ……何か食べるっぴ」
ツツテンは、提案して言った。
「いいね。何か作ってくれる?」
グリーンは、期待しながら言った。
「しかたないなー。自分は料理が得意っぴ」
ツツテンは、自慢しながら言った。
「じゃあ……お願いします!」
三人は、感謝しながら言った。
「じゃあ……自分の家に行くっぴ。家で料理を作るっぴ」
ツツテンは、誘って言った。
「君の家?」
サリー先生は、聞いた。
「そうっぴ。自分の家は……森の中にあるっぴ。小さな家っぴけど……」
ツツテンは、言った。
「ありがたいわ。それじゃあ……行こうか」
サリー先生は、提案して言った。
「うん」
ティアとグリーンも、頷いて言った。
「ぴっぴ!」
ツツテンは、笑顔で言った。
四人は、森に向かって歩き始めた。ツツテンは、三人に森の植物や動物について教えてくれた。三人は、ツツテンの話に興味を持って聞いた。四人は、仲良くなっていった。
やがて、四人は、森の中にある小さな家に着いた。それが、ツツテンの家だった。
「ここっぴ」
ツツテンは、案内しながら言った。
「かわいいね」
ティアは、感心しながら言った。
「すごいね」
グリーンもサリー先生も、感心しながら言った。
「嬉しいっぴ。中に入るっぴ」
ツツテンは、招き入れて言った。
四人は、家の中に入った。家の中は、清潔で居心地が良かった。家には、キッチンやリビングや寝室や書斎などがあった。家には、色々な本や道具や飾り物があった。
「これは……母のだっぴ」
ツツテンは、説明しながら言った。
「君の母は……どこにいるの?」
サリー先生は、訊ねて言った。
「母は……死んだっぴ」
ツツテンは、悲しそうに言った。
「亡くなった?」
三人は、驚いて言った。
「そうっぴ。母は……数年前に病気で亡くなったっぴ」
ツツテンは、言った。
「それは……残念だね」
サリー先生は、同情しながら言った。
「ごめんね……ツツテンちゃん」
ティアも、同情しながら言った。
「大丈夫っぴ。母は……私に幸せな思い出をたくさん残してくれたっぴ。母は……私に色々なことを教えてくれたっぴ。母は……私に愛を与えてくれたっぴ」
ツツテンは、微笑んで言った。
「それは……良かったね」
グリーンも、微笑んで言った。
「母は……自分に一つだけ約束をさせたっぴ」
ツツテンは、言った。
「約束?」
三人は、聞いた。
「そうっぴ。母は……私に約束してほしいことがあると言たっぴ。それは……」
ツツテンは、言った。
続く、、、、
=-キャラ紹介=-
グリーン :主人公
サリー先生 :魔学の先生
ツツテン :回復術師
深淵の塔の結界 :魔王のすみか
ガルドラックス :魔王
ガルブック :本
ティア :水魔法が使える少女
異世界帰還の道しるべ ほしブック☆ @Hosi_book
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