この恋に希望の光が差すなら

春田 青

プロローグ 篠本 光(私の想い)・神崎 響(僕の想い)

篠本 光(私の想い)


私と隣の家に住んでいる海は婚約をしている。幼なじみであり互いに大企業の社長の子供である私たちは親から「結婚しろ」と言われていて、互いに親の言いなりの生活を送っている。海とはただの幼なじみそれ以上以上でもそれ以下でもないと私は思っていて私は中学1年生の頃から片想いしている神崎君のことが好きだ。だけど私の家は恋愛も自由ではなく絶対に親に知られたら認めてくれない。だけど神崎君は私にはない性格をもっていて誰もが憧れる存在だ。神崎君のことは好きだが親も絶対に認めてくれないし諦めようと思っていた。片想いの恋はいつか終わってしまう。だから中学卒業と同時に忘れ高校卒業までにいい人がいなかったら海との婚約を受け入れ家族になろうと。卒業式の日に神崎君から告白されるまでは……



神崎 響(僕の想い)


僕は中学1年生の頃から篠本さんのことを片想いしている。篠本さんは清楚で成績優秀で女子全員が憧れる存在だ。僕は絶対に彼氏になんてなれないと思っている。篠本さんは篠本財閥のお嬢様で僕とは全然身分が違う。だけど中学校最後の卒業式の日彼女に告白しようと決めている。彼女は僕のことなんて興味ないと思っていたが青春の1ページとして告白したかった。卒業式の日に告白をして彼女から告白の返事を聞くまでは……

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