第10話 誰・・?

最近不調すぎて本当にやばい、今日は本当に早く寝ないと。

そう思いながら放課後の教室を出た。

今日は一段とひどい。そのせいで授業に全く集中できなかった。

もしかしてほんとに呪いかなんかの類なのか?

そう思いながら下駄箱を開けた。

今日はシュウは部活だから一人の帰りだ。

周りも帰りの生徒が多くいる。

「人混み嫌なんだよ・・・」っと小声でぼやいた。

それが聞こえていたかのように一人の女の子が声を掛けてくる。

「あのーちょっといいですか・・?」

「はい?なんですか?」

多分めっちゃだるそうに聞こえたと思う。

なんかごめんなさい。そんなこと気にせずに向こうは話しかけてくる。

「人が多いとアレなんでどこか行きませんか?」

正直思った「ごめんなさい今日は帰りたいです」

そんなことを言えるはずもなく「はぁいいですけど」と答えた。

そしてしばらく歩いた頃彼女はこういった「私のこと覚えてますか?」

「はぃぃ??」めちゃくちゃ変な声が出た。

ただ見覚えがあるのは確かだった


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「  」相談室 灰音@449 @haine449

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