七倉イルカ様
森の昆虫たちは慎吾くんとタケルくんの「標本」の話を聞きつけたのでしょうか。
そして……
昆虫の中には擬態ができる種類もいると聞きます。虫たちはその技を使ったのか、それとも幻覚だったのか?
標本作りのための殺生は……やめた方がいいような気がしました。
この回 (『怪』) も超絶怖いお話でした。
読ませていただき、ありがとうございました!
作者からの返信
個人的には、
さっきまで、普通に聞こえていた言葉が、耳を澄ませて聞くと、何を言っているのか、さっぱり分からないというシーンが好きでした。
実際にあったら、トラウマものですね^^;
いつもながら情景が目に浮かぶようです。
黒い昆虫のような目をした人たちには、思わず鳥肌が立ちました。
タケル君たちも昆虫と同じように甘い香りに呼ばれて、捕まってしまうところだったのですね。
うっかりお祭りの食べ物を食べてしまったら、帰れなくなっていたのでしょうか。
自転車に乗るか、諦めて走るかの選択を迫られるシーンが本当にドキドキしました。
最初と最後に入るクラクションも印象的ですね。
怖いけれど、面白かったです!
作者からの返信
仙石綾子様
いつも、ご感想ありがとうございます。
とても励みになっています。
森の中を逃げる緊迫感を感じてくれたのであれば、あれこれと悩みながら、あのシーンを書いた甲斐がありました。
続きも、楽しんで頂ければ嬉しいです。
このお話を読んでいるとすっかり忘れていたはずの子供の頃の体験を思い出します。
夏祭りといえば近所の神社で催されていた納涼祭。
こじんまりとしたものでしたが、その夜店に連れて行ってもらうのが楽しみでした。
いつだったか、たぶんまだ小学校低学年だったと思いますが、両親とはぐれてしまった僕は夜店の裏に広がる鎮守の森に迷い込んでしまったのです。
幸か不幸か(?)お化けや幽霊と遭遇することはありませんでしたが、心細くてギャン泣きしてしまったことをいましがた思い出して懐かしいやら、恥ずかしいやら。
でもこの作品を読ませていただかなかったら一生思い出さなかったかも知れません。
なので七倉さんに感謝です。
あと、「ロストテック・Tokyo」のレビューすごく気に入ってますよ。
いつもいろいろありがとうございます。
続きを楽しみにしています。
作者からの返信
那智様
感想ありがとうございます。
スティーブン・キングの「I’T」の前編や「スタンド・バイ・ミー」のように、小学生だったあの頃を思い出せるような雰囲気を考えていたので、とても嬉しいお言葉でした。
(もちろん、まだまだ力不足でお恥ずかしい限りなのですが……)
夏祭りの衝撃的な体験は、そのまま物語の導入部分になりそうですね。
いつか、そんな話を書いて下さることを期待しています。
これもまた、屋台のひとたちの呼びかけが怖いです(ll゚Д゚)
「逃げる」描写がいつもスリリングで、まさに手に汗握る心地がします。
屋台のひとたちが真っ黒な目で見上げてくるシーンでは、私が観たなかでトップ10に入るほど怖かった、ある韓国ホラー映画を思い出してしまいました……。
作者からの返信
ハル様
ご感想、ありがとうございます^^
怖がっていただけたらと思って書いた、耳を澄ますと何を言っているのか分からない。急に無言になって、真っ黒な目でこちらを見詰めている集団などのシーンを気に入って(?^^;)頂けたようで、嬉しいです^^
韓国ホラーとは、怖いと有名な「箪笥」でしょうか? 観ていないのですが、かなり怖いと噂に聞くので……^^;