第1話

「ふ…ふはははは!」


魔王のような笑い声をあげ、気が狂ったような人みたいになっていた。


この笑い声は、魔王に転生した時の為に、練習

していたものだ。


絶対異世界、150%異世界、トリプル究極ドリーム絶対異世界。


僕の本能が告げている。


異世界だと!


これで、念願の陽キャ脱退、陰キャになれる


そう思った。


逆に異世界に来て、びっくりドンキーしないのかよと思ったそこのあなた!


私、龍は、異世界に来た時何をするか、シュミレーションしてある。


毎晩、毎晩、異世界に行ったら、何をするのかを妄想し、そのついでに、お姉さん…まあ、女性に襲われた時のことを考え、ムラムラしていた。


そして、異世界に行ったら、何するかノートに書いていた!


その名も【漆黒の絶望ノート】


漆黒の絶望とは…かっこいいからつけた名前だ


漆黒にも絶望にも深い意味はない


………ノート、大丈夫だろうか


………ノート、あの後、どうなったんだろ…



見られたら死ぬ!


あのノートには、女性に襲われた時のイメージ図(自作のイラスト)がのっているいだ!


あんなもの見られたら僕は…


気が狂って、全裸で街中を走りまわり、その後、野生の猿となるだろう。


はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…


死んじまう


って言うか、全裸で街中走ったら、逮捕じゃん


そのなの、まっぴらゴメンだっ!


前言撤回、全裸は言い過ぎた


全裸ではなく、下半身だけ裸で走りまわるだろう


下半身だけだったら、捕まらんだろう


……たぶん


まぁ、いい


「さて、これからの予定は……」


確か、ノートになんてかいたかな…


…………


…不味い、興奮し過ぎて、これからどうするかド忘れした‥


はぁ、はぁ、はぁ、不味い、思い出せ、思い出すんだ、世紀の大天才龍よ!あんなに妄…考えたではないかっ!


お姉さんの妄想をし過ぎて、暑くなっていまった股間が苦しかったから、下半身裸で書いただろ!


…このままだと、ただの黒歴史を向こうに置いてきただけになる


デメリットしかない


うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!


「大丈夫ですか?」


「えぇ…」


僕は、今にも泣きそうな声を出し、美しい声が聞こえてきた方を見た。


すると、そこには、綺麗な女性がいた。


パッと見で分かるくらいスタイル抜群だ。


まさに、ボンッ!キュッ!ボンッ!だ。


そして、背中の半分くらいまであるロングの金髪という見た目。顔は、言わなくてもいいくらい美人だ。


「こんなところに男の人一人だと危ないですよ」


「は、はいすみません…」


「いえいえ、気にしないで」


女性が気遣ってくれた


「あそこに私の馬車があるから、乗っていきます?」


「はい!お願いします」



◇◇◇



「へぇー、そんなところから」


「は、はいぃ」


僕は、適当に出身地を言った。


ずっと北の方にある、山を越え、川を越えた先にある島からきたとそういった。


つ、ついに陰キャデビュー。


やったぜ!!


あ、あぁ神よ、どこかの神よ、幸運の女神よ、ありがとう、ありがとうございます

あなた様がいなければ、私は、陰キャになれませんでした。



そんなことを考えていると、女性が隣に座ってきた。


「提案なんですけど、住むところないならうちで住みますか?」


「いいんですか!?」


「えぇ、いいですよ!」


ラッキー7のトリプルセブン


あ、あぁ神よ、幸運の女神よ、お姉さんという存在を司っている女神よ

ありがとう、ありがとうございます


そう思っていると、今度は女性が隣に座ってきた。


「少し、太もも触ってもいいですか?」


「え、、えぇ、いいですよ…」


スリスリスリ


「ぁ、あぁ、心地いい、ずっと触っていたい♡」


女性の顔が、メスの顔になり、だらしなくなっている。


え、めっちゃいい展開、素晴らしいぞ!


そのまま、女性の手は、僕の股間まできた。


「ちょ…そこは…」


本当は、もっとしてほしいが少し嫌がっとく


「いいではありませんか、私が助けあげなければ、魔物に犯されてましたよ」


スリスリスリ


「ぇ…」


まさか…


「当たり前でしょう。」


僕の股間を擦りながら言った。


「女性は、殺されるだけでいいですが、男性は、女性の性欲処理道具につれていかれて、一生犯され続けますよ。立場的にも、肉体的力にも男性よりも女性の方が優位にたっていますからね。」


おいおいおい、一生犯され続けるって、男にとって地球では、夢のような話じゃねーか


女性の方が社会的に優位…


まさか、貞操逆転?


…………おいおいおい、神の世界じゃねーか



よっっっしゃーーーーーー

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