貞操逆転の世界で陽キャ脱退!陰キャになります。…そして、女性に襲われたい

@Ryuabcdefg

始まりと襲われ

プロローグ

「あはは、もう、龍ってば、話すのうますぎ」


「そうか?」


僕、しゅゆうりゅうは、陽キャ、陽キャと言われている。


自分としては陽キャよりも、陰キャと言われたい。


それは、僕自身オタクだからだ。


陽キャと言われ、陰キャ友達が出来ない。


悲しい悲しい悲しい悲しい悲しい


陽キャなんて、滅びてしまえ!


そういうものの、陽キャが滅びたら、僕もきっと滅びていまう。


キャラ変えようかとも思った。


でも、このキャラで生きてきて早17年、もう高校二年生だ。


ここまできて急にキャラ変なんかしたら…


『最近、あいつキモいよね』


『そうそう』


『もう関わらないでおこ』


…陰キャからも


『急にキャラ変えたでござるな』


『急に陰キャみたいになっても信用できるかっ!』


『そうだよな…あんま、関わらないでおこう』



…なんてことになるに決まってる!


はぁ…どうしたら…



「本当に、龍かっこいいよね!」


女友達が言った。


「あ、あぁ、ありがとう…」


かっこいいとか言うんじゃねぇ!


僕は、本当は、キモい奴なんだ


…性癖が


本当は、お姉さんみたいな人でも、幼い子でもいい…


…出来れば、お姉さんに、襲われたいんだ!


無理やり…


リードするんじゃなく、汚されたいんだ!


出来れば、スタイルのいいお姉さんに


「はぁ…」


「どうしたの?」


「いや…なんでも…」


そのまま、駅に着いた。


「じゃ、バイバイね~」


「あぁ、バイバイ」


僕は、心の仮面をつけたまま挨拶した。



◇◇◇


「はぁ、襲われたい…」


そんなことを言いながらホームに降りた。


しかし、ここで事故だ。


僕は、ホームから滑り落ち、線路へ。


「あ…」


死んだ…


あぁ、ここで死ぬんだ…


僕は、諦めかけた。


しかし、僕は、持ちこたえた。


こんなところで死んでたまるか!


まだ、お姉さん…まあ、幼い子でもいい!


僕まだ、襲われてないんだ!!


陰キャにもなれてない!


ここで、終わってたまるか!!!


バキぃ


鈍い音をたて、電車と衝突した。


僕は、死んだ。


そう思った。



◇◇◇



「なんだ、ここ…」


僕は、草原にいた。


「体は、轢かれる前のまま、痛くもない…」


「それは…」


異世界転移と言うやつでは!

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