＊＊＊

「まぁこんなところかな…」


私の一撃は彼の頭部を破壊した


彼の躯は晴れた空の下、道路の上に転がっている


真っ赤に染まった道路をみて通行人やビルの中の人が騒ぎ立てている


余りにも容易い、一般的な任務だった



…そうそう、君のその問に答えるのなら


今の君が似合うところは墓標に敷かれた土の中だよ


個人的には君に同情する

この世界には、世界秩序の責任を他人に求めてしまう人がいるものだよ


君たちはデコイだったんだ…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

狙撃手 言ノ葉貫通 @kotonoha_kan2

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

App Storeからカクヨムアプリをダウンロード

Google Playでカクヨムアプリを手に入れよう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ