エピローグ 夜露の庭先で
青年は笑いました。
「結局、電話掛けられてきただけだったん?」
青年は静かに返しました。
「それだけで済んでよかった」
青年はまた笑いました。
「お兄ちゃんに頼ってもらえて嬉しかったっしょ」
青年は目を逸らしました。
「なわけ」
青年は詰め寄りました。
「寂しいん?」
その問いに答えることはありませんでした。
白い花が咲く街で 星のねこ @star-summer-cat
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます