ラノベ入門書とも言える、やさしい物語

物語の始まり部分は、長い眠りから覚めたという部分でして、ドラゴン=凶悪とかツヨイというイメージも湧くのですが、その思いはすぐに覆されてしまいます。

読み進めるうちに旅の途中で出会った人たちとのやり取りに上方漫才の定番的やり取りがおもろい部分もあれば
研究に関する真摯な態度なんかは「もしかして理系?」的な作者さんへの疑いもあったりしてラノベ界の「ポーション学会」ってのができそうな予感もある。

文体に関しては、児童書を読んでる感覚で無理がない。

完結してる安心感もある。

ツヨクおすすめです。

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