第11話(番外編)


筆者の体調及びやる気の関係で

今回は番外編です。


※本編に差し支えない内容になりますので

飛ばして頂いても構いません。

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これはまだ3人で暮らしていた頃の話


…約10年前 詩織小学校3年生


父「今から出掛けるぞ」


そう言って父に叩き起こされた祝日の朝

母はお気に入りのスカートを履いてご機嫌


父の車に揺られ着いたのは遊園地

ぼくは騒音に圧巻されるも

心なしか嬉しかった


父はあまり休日がない人で

母の休日と被ることさえ珍しく

僕の仲の遠出といえば

祖父母の家に行くことだった


だから、ぼくの為だけのお出掛けが凄く嬉しかったのだ


祝日の遊園地は家族連れで賑わっていたが

ジェットコースターや珍しいフードを夕方まで満喫した


帰宅する頃にははしゃぎ疲れたぼくは

車で寝こけてしまった


「・・・・はいつしようか。」


寝ぼけたぼくの耳に聞こえたのは

両親の声


りこん?…ってなんの話だろう



ぼくはそのままもう一度眠りについた。

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永遠の夕焼けと 黒雲 雨結 @uuuy_029

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