巻き込まれ症候群

高崎の日記

第1話 隠された

(父)アクラム、ロードリアに行く準備しとけよ。


(アクラム) はーい、もう出来てるよ、僕は4歳の頃に行った、ロードリアという場所に2度目の旅行に、

行くことになった、行った当初は小さくて記憶はほぼ覚えていない。

強いて言うなら足元に小さな小人用の家がいっぱいあった事しか覚えていない。ロードリアは砂漠地帯で昔の遺跡などあるが1部は発展している独特な街だ、僕はその古い遺跡だらけの所に広がるオアシスみたいな世界観に感激していた。


父が遺跡マニアと財宝が大好きでまた行くことになった、4歳の頃父は遺跡に夢中になり1人で行動してた、僕は運動神経は

悪い方じゃないが、その時はそんな乗り気じゃなかったから姉の(ノーナ)とゆっくり遺跡巡りをしていた、遺跡を見ていくうちに不思議な感覚だった懐かしいような感じがした、でもすぐ遺跡周りは飽きて集合場所で父が満足するまで時間を潰していた。


とにかく今回の(ロードリア)再旅行は父得だ、前回見たく個人行動しないように

僕はロードリアの歴史を多少勉強してから行く事にした、そしたら僕も多少は前回より楽しめると思っていたが、そうはいかなく歴史を勉強してきたのは良かったが父が好きなのは

マニアックで素人の僕達は全然、

分からなく、また父はガキのように1人で遺跡を

探しに行った、僕とノーナはホテルのチェックインをする為に一旦ロードリアで泊まるホテルに行った。チェックインが終わり、エレベーターで、309号室に向かおうした時、もうひとつの

方で乗っていた1人の女性が乗っていたエレベーターが階層を高速で移動した、中の女性が死ぬレベルだった、すぐ僕達の1階にそのエレベーターが戻ってきたが、跡形もなかった、一体、

どこに行ったのか、彼女は死んだのか、それとも別の空間に行ったのか、死んでいるなら痕跡がもう少し残るはずだ、ロードリアはまだ発見されていない遺跡が山ほどあるらしい。

彼女はもしかするとその発見されてない中の

1つの遺跡に迷い込んだのかもしれない。その後

ノーナと一緒にそのエレベーターに乗ってみるも至って普通に動いた、彼女を探してみたが、

彼女は見つからなかった、ロードリアに着いたのがそんな早くなかったのでもう夜遅くで彼女を探すのは明日にする事にした。


起きると父は張り切っており、どうしたのと

聞くと家族写真を撮りに行こうと張り切っていた、どこで撮るのと聞くとやっぱり遺跡の場所だった前回も遺跡の前で家族写真を撮った、今回はロードリアで1番デカい遺跡の前で撮ると

張り切っていた、父は笑顔を作るのが苦手で

変な顔をした写真になった、もし母がいたら

やり直しだっただろう、母と違って父は大雑把な性格だった、やり直す事はなく遺跡近くの商店を見ることになった、その時一瞬僕は夢を見た、間違いなく、今の時代の話ではなく遠い昔の夢を見た、夢の中では10分ぐらいに感じたが

実際は1秒も経ってなかった、僕はただの夢でない事は、すぐに勘づいた、昨日の彼女と言い今の夢と言い、ロードリアにはまだ昔の謎や目に見えない力があることが分かった、

(ノーナ)が今の見た?と言い始めた、

まさか、と思い夢の内容を話したらノーナと僕が見た夢は全く一緒だった、普通にありえない事に驚きを隠せなかった。夢を見たのは僕だけかと思った、だけど

ノーナも見ていた、

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巻き込まれ症候群 高崎の日記 @Hodaka0126

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