頭痛は筋肉の痛みだ

その頭痛、筋肉痛では？

頭痛は筋肉の痛みだ

「頭が痛い」

　スマホの画面を見続けていたら頭が痛くなってきた。

　とりあえず熱はなかった。

　他に体の異常が感じない。錐で刺されるような痛みではなく頭が重い感じ。

　となれば心当たりはひとつだけだ。

「筋肉痛だ」

　目を使いすぎて頭の筋肉が痛がっているのだ。

　関節などがない為、頭に筋肉はないと思っている人が多い。

　だが実際は頭蓋骨が筋肉に覆われている。

　そして頭痛の原因である事も。

　意識すれば頭の上の方、後頭部あたりをピクピク動かすことのできるそれは筋肉があるためだ。

　そもそも眼球を動かしてるのは筋肉だ。

　ずっと立ち続けると足が痛くなるように、ずっと画面を見続けていたら目の筋肉が強張るのも当然だ。

　しかも目の筋肉は後頭部の筋を通じて肩や首の筋肉とも連動している

　ここらへんが痛くなると頭痛として感じてしまう。

「早急に直さないといけないな」

　痛みは思考力を低下させ、生活の質を悪くする。

　頭痛を取り除かなければ。

　すぐに腕を回し肩を回しストレッチをする。

　だがそれだけでは到底足りない。筋肉を直接揉みほぐさなければ。

　まず、おでこに掌を当てて、おでこ周りの筋肉をほぐす。

　眼球には触れない。

　眼球に触れても目を痛めつける可能性が高いだけで無意味だ。

　むしろその周りの眼球を動かす筋肉を揉んでほぐした方がいい。

　特におでこの端の方にある筋肉を揉む。

　手のひら全体を揉んでから特に固くなっていそうな場所を、少し痛みを感じた場所を指先で押したり伸ばしたりしてほぐしてやる。

　私の場合そこの筋肉がコリコリ言うので丹念に揉みほぐしている。

　続いては、こめかみ周辺だここも指先と手のひらで丹念にもみほぐす。

　こめかみの後は髪の生え際、いや少し生えてるところに指を突っ込み後頭部に向かって揉んでいく。

　この辺りの筋肉を結構使うし、こっていることが多い。

　丹念に揉みほぐしたあと首のところまで指を伸ばす。

　ここが一番重要だ。

　後ろの首と後頭部の付け根のあたり。

　後頭部を支える二つの筋肉の左右の脇ここを揉むのが気持ちいいのだ。

　ただやりすぎてはいけない。やりすぎると血管がブチ切れて脳出血を起こすと知り合いの整体師の先生に言われている。

　ほどほどに収めよう。

　まあ気持ちいいからやりすぎてしまうことが多いが。

　その後は首の周りを丹念に揉みほぐしていく

「あー気持ちいい」

　もみほぐしてすっきりしたら仕上げに入る。

　湿布を取り出し首の裏側に貼り付けるここに貼り付けるのが頭痛に対して長時間一番良く効くのだ。

「あー楽になった」

　先程までの頭痛と不快感が嘘のように消えていく。

　頭痛は筋肉痛であり頭の周りの筋肉を揉みほぐすば消える。

　是非ともみんなに知ってもらいたいものだ。