第4話天界へ
そこには、穏やかで幸福な場所が広がり、罪や悲しみから解放された場所
があった。
「あなたは、もしかして」
「そうだ。私は、神だよ」
「神様ですか、私を迎えに来たのですか」」
「そうだとも。君を迎えに来たよ。やっと会えた。」
僕は、どこに来たのだろうか。神様がいるということは、死んだのか、夢なのか。
「夢ではない、君は、下界での命が終わりを迎えてここに来たのだよ。」
「命の終わりですか。ということは、やはり僕は、死んだのですか」
「そうだ、どう見てもここは、病院に見えないだろ。君の体には、管など通ってないだろ。キレイな身体だ。これから、私についてきなさい。天界に案内する」
「そうですか。なんかまだ実感がわかないな、神様がが天国に連れって言ってくれるのですね。これで本当にあの地獄から解放されたんですね。助かりました。ホントにつらかった~」
「そうか、そうか、これからは、へたくそな看護師に何回も針を刺されることもないし、小さいからって大事なアソコを思い切り何度も伸ばされることもない。そして、看護師に怒鳴られることもない。そして、体は、いつでもきれいである。」
「なんか、何でも知っているみたいだ。こわッ」
「神様だからな。ずっと、見守っていたんだぞ。神も苦しんでいる君を見ているのは、とても辛かった。せめて安らかな最期を向かわせてあげさせたっかったんだが」
「ならもっと早く連れに来てくれたらいいのに。僕が辛そうにしているのしっていらっしゃたなら」
「本当なら、一週間前に死ぬ予定だったんだが。。」
「一週間寿命伸びたんだ。あんなに苦くて、痛くて、人間として扱われなくて、、」僕の目から涙がでていた。
「あの御医者さんがな、一生懸命に頑張ってくれていたからな。魂が消えていこうとしているのにな、、」
「人間は、命をコントロールしようとするからな。神のみ知ることを、、、愚かなものだ。」
「さぁ、行こう。天国へ」
「はい!行きましょう。。」
僕の魂は、ようやく下界から天界に舞い降りた。
誰かの手に搾取されているようだ @hiroyuki1119
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