深夜の年齢制限
一色 サラ
・・・・・
「いらっしゃいませ」
少し疲れた店員の声が、聞こえくる。
「ご注文はお決まりでしょうか?」
「ハンバーガーとコーヒーください。」
「お持ち帰りですか?」
和成は指を下に向けた。
「店内ですね。」
ジェスチャーで伝わった。支払いを済ませて、カウンター横の掲示板に、数字を表示されるのを待つことなった。深夜で人の数少ないのか、カウンター奥に見えるキッチン内で働いている人も少なくない。どこか昼間の忙しい空気とは違う。
「お待たせしました。砂糖とミルクは1つずつでよろしいでしょうか?」
「はい」
そう答えて、2階に上がって食べることした。2階には和成以外に、上下スエットを着た男性1人だけ居た。少し広い4人掛けのテーブルでパソコン業務していた。和成は窓に設置されている1人掛けのカウンター席に座って、
1階から騒がしい声が聞こえてくる。「大丈夫だってバレないから」と誰かが2階へと上がってきた。女の子1人と男の子2人で中学生くらいに見える。彼らはお持ち帰りようの袋を持って上がってきていた。さっきまで静かだった空気が一変した。
「大丈夫だって、未成年だけど」
店員と揉めている。この店は22時以降は18歳以下だけの入店を断っている。
「はいはい。大丈夫だって」と1人の男の子が言って、4人掛けのテーブルに座った。他の2人も座った。店員は慌てている。店を出て行ってほしい店員と、店内で食べたい中学生。
「僕が保護者になるので、座らせてあげてくだい」
スエットの男性が言った。中学生らしいき3人は頭を下げて「ありがとうございます」と3人の誰かが言った。
店員は「すみません。では、食べたら帰ってね」男性に頭下げて、中学生には忠告してしてに降りて行った。中学生たちは、あまり騒ぐこともなく、15分程度して1階へと降りて行った。
深夜の年齢制限 一色 サラ @Saku89make
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