誰もが主役になりたくはない

とある出来事によって適性が開花してしまった少女が、それでも才能に抗おうとする現代ファンタジー作品です。

世界を改変させる粒子エーテルによって、この世界には特別な力を手に入れる人間が現れ出しました。

魔法少女と怪人。エーテルの指向性によって二分された人々は、かたや正義の味方として、かたや人々に不幸を振りまく存在として大衆に認知されていました。

そんな世界でも、魔法少女にも怪人にも興味がない主人公は、どうでもいいとばかりに趣味の天体観察に精を出します。

しかしある日、とある魔法少女と出会ったことで、主人公の生活が一変します。

彼女の存在に引っ張られたことで、主人公の適性は急上昇。視覚にも特別な色が混ざり出し、このままでは星を見ることすらできなくなってしまう。

どうにか突破口を切り開きたい主人公。彼女は平穏を取り戻すことが出来るのか。

ぜひ読んでみてください。