第2話

私は逢 今日から赤木逢という名前になりました

なぜかというと、父が再婚したからです

その相手は学校の裏ボスと噂されている先輩の母親でした

そして5人で暮らす・・・と思ったら親は新婚旅行に行ってしまい、先輩と私そして妹の3人で暮らすことになりました

新しい家に引っ越して片付けをしていると、先輩・・・じゃなかった兄が扉をノックしてきた

「片付け進んだ?」

「私物はあまり持ってないからある程度は終わりましたけど」

「じゃあ、昼食べよっか。あるもので適当に作ったから」

作れるんだ。

失礼なことを思いながらわかりましたと答えた。

リビングに行くと妹の命(みこと)は椅子に座って食べる準備をしていた

「はやくたべよー」

何を作ったのだろう?カルボナーラだった。

「いただきます」

・・・おいしい

何これおいしい

私が作るのは「おねぇちゃんが作るやつよりおいしーい」

いらないこと言うな妹よ

「母さんは仕事で忙しくてよく作ってたからなれてるんだよ」

私も同じでよく作ってたけどなんだか悔しい

そう思いながらパスタを食べる

・・・やっぱりおいしい


あれから数日がたった

どうしよ 先輩のことをどう呼べばいいかわからない

命は「おにーちゃん」と呼んでいる

私も兄さんと呼ぶべきか、それともお兄ちゃんと呼ぶべきか、それか名前か

うーん、どうしよ

「逢」

先輩は私を名前で呼ぶ

当たり前か

「何ですか?」

「休日に紹介したい人いるから予定空けといて」

「わかりました」

紹介したい人?友達かな?

そしてその日が来た


命と来客の準備をして待ってると

ヴー、ヴー 先輩のスマホが机で震えている

「もしもし  わかった、行くよ」 

行く?どこに?

「紹介したい人が場所わからないらしいから迎えに行ってくる」

「わかりました」

そう言って家から出ていった

「誰が来るんだろうね?」

「やさしいひとがいい」

「そうだね」

ピンポーン

そう話しているとベルがなった

誰だろう?「はー・・・ぃ」出てみると

おそらく先輩より大きい男の人が目の前にいた

目付きが鋭くてクマがある。

前髪の一部が黄色く染めている

「赤木の妹か?ここは赤木の家であってるか?」

「えっと、その」

迫力に言葉がつまっていると、

「森島先輩もう来てたんですね」

男の人の後ろから先輩の声が聞こえた

この人はどうやら先輩が紹介したかった人らしい

「住所聞いたらわかるから、でお前はどこにいってたんだ?」

「ユナを迎えに行ってたんですよ」

どうやら紹介したい人は2人いたらしい

どんな人か見てみたら

麦わら帽子にに白いワンピース

肌は白いそして、デカイ 胸

自分を見る すとーん

相手を見る どーん

うらやましい

そして長い金色の髪に青い瞳

ん?金色の髪に青い瞳

その人はなんと、外国の女性だった

しかも

「はじめまして、和也くんと付き合ってるユナと言います」

先輩の彼女でした


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義理の兄妹たちと周りの人たちの日常 @akakariudo

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