緊急事態を乗り切るために、必要な筋肉がある

三次元の推しの愛で方は、人それぞれです。書店員・遠藤さんの場合は、推しに認知されたいために推し活をしているのではなく、同じ世界に存在していることに感謝しながら片隅で生きていました。ゆえに、推しから認知された日には、えらいこっちゃなのです。

推しが自分のことを心配してくれている? 自意識過剰ではなくマジ?
そんな数秒後の心の声を、凝縮したものが本作です。他人事とは思えない遠藤さんのことを、思わず好きになってしまうかもしれません。