ぬいぐるみ、そんなに似てるとは笑母心がいろいろと知られ、ステキなお話でした!カーネーション、GWには、買って来ようかな(^^)
大切なものというのはこういうモノなんだろうなぁと教えてくれる作品です。姉弟の会話がとてもリアリティ溢れています。しっかりと旅立つ準備をしていたからこその会話、そしてずっと大切に飾っていたぬいぐるみに気が付いた時の二人の情景が浮かび上がっては心に染み入ります。
きっとそれは子どもにとってのぬいぐるみより大切なものなんですよ。たぶん、誰かに似ているんです。大切な人に。
母親が倒れたあと、片付けに来た姉弟は、そこで沢山の母との思い出を見つけます。そこで見つけた、ある「ぬいぐるみ」。それは、きっとお母様のとてもとても大切な物だったのでしょう。だから、時を経ても、傍においておきたかったのだと思います。優しく、穏やかに、そして切なく、心にスッと入ってくる物語です。是非。
姉弟が一人暮らしだったお母さんの部屋で語るお母さんとぬいぐるみの思い出が切なくも温かいです。